KADOKAWA、グリー、AZITOが3月30日よりサービスを開始したYahoo!ゲーム版「城姫クエスト 極」。美少女に擬人化された日本全国の名城を“開城”していく本作の楽しみ方をお届けする。
「城姫クエスト 極」は別世界「ヒノモトの国」を舞台に、日本全国の名城を擬人化した個性豊かな「城姫」の城主となり、「黒き城姫」と戦っていくシミュレーションゲームだ。
2014年8月にスマートフォン版GREEにてサービスが開始され、同年11月にPC版GREEにも対応した本作だが、今回Yahoo!ゲームでの配信にあたって、そのUIが一新、操作性が大幅に向上された。
ここでは、Yahoo!ゲームではじめて「城姫クエスト 極」に触れる人のために、“城姫を育てて戦う”という基本的な遊びかたを紹介したいと思う。
お気に入りの城姫を築城し、強化・編成しよう!
冒頭でも触れたが、城姫とは戦国の時代おいて防衛や執政の拠点となった城が、美少女の姿に擬人化された特別な存在。チュートリアルに登場する胆沢城様いわく「地域のマナとそこに住む人々の想いが凝縮して生まれた精霊」だ。
城姫たちは、現実の城の歴史を記憶しており、その性格や個性もさまざま。フルボイスで展開するバトルや会話の中で、城姫ごとの魅力を堪能できるのが本作の特徴だ。
例えば東京に存在していた「八王子城」をモデルにした城姫は、常人に見えない“何か”が見えると言う不思議ちゃん。いつの間にか背中に“何か”をつけられたり、特技が「血染めの滝」だったりと、ミステリアスな魅力にドキドキさせられっぱなしだったのだが、八王子城の歴史を知って納得。城姫に興味を持つことで、その城の歴史的背景を学ぶことができるのも本作ならではだ。
一緒に戦う城姫を生みだすためには、「縄張り図」と「資材(木・石・米・兵)」を使う「築城」という儀式が必要となり、資材の投入量によって、異なるレアリティの城姫を仲間にできる。資材は後述する「派兵」や内政で入手が可能だが、序盤では縄張り図や資材が不要な「城姫チケット」を使用して仲間を増やすことをおすすめする。
城姫を築城したら早速「備(そなえ)」を編成。派兵や闘技場で使用する「戦備」と、内政で使用する「内政備」が選べるので、好みの城姫を並べよう。「戦備」では編成された城姫全員の強さをまとめたものが数値化され「戦力」として強さの目安となる。戦力は城姫を「改修」してレベルアップさせたり「改築」することで上昇するほか、「武将」を従事させたり「施設」を装備することでも強化できる。なお、「武将」は派兵やチケットで、「施設」は建築から作成が可能だ。
なお、戦力は強さの目安となる指標だが、城姫の持つ特技や連携、親密度や相性などさまざまな要素が影響するので、戦力の差が必ずしも勝敗を決めるものではないと覚えておこう。
城姫を全国に「派兵」!黒城姫を「開城」させよう!
プレイヤーが戦うのは、「黒城姫」と呼ばれる、謎の「黒き力」に侵された城姫たち。黒城姫は、同じく黒き力に侵された動物である「魑魅魍魎」を従え、行く手を阻んでくる。
城主として、ヒノモトの国の各地に城姫たちを「派兵」し、彼女たちをもとの城姫に戻しながら「黒き力」の謎に迫るのが、本作の大きな目的だ。
派兵では、戦備の城姫たちがSDキャラとなって戦場を懸命に駆け巡り、マップの黒城姫が待ち受けるマスを目指していく。マップにはルートの分岐もあり、編成などの条件で進行方向が選択されることも。序盤の派兵地域では分岐のヒントが表示されるので、参考にしよう。
派兵の中で発生する「戦」はオートで進行し、城姫ごとのMPゲージが溜まったら特技が使用できる。特技発動可能な城姫を連続でタップして特技を重ねれば、攻撃ダメージや回復量が増えていくので、タイミングを見極めて特技を使いこなそう。
ほかの城主が編成した城姫と戦える「闘技場」では、作戦を指示したら特技の発動も含めて完全オートとなる。闘技場では勝利を重ねることで小判や各種報酬が得られるので、「城下町」で姫のパラメータを上げつつ、チャレンジしていこう。
そして最後に、本作最大の(?)お楽しみ要素「開城」を紹介。派兵で「クリア」「全員生還でクリア」「敵の黒城姫を特技でトドメをさす」の武功評価を達成すると、攻略した城姫のあられもない姿を見ることができる。一度「開城」した城姫は図鑑で何度でも堪能できるので、日本中の城姫の開城を目指そう。
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