ABTの優勝者が決定！新たなシステム“ダークブラスト”が実装されることも明らかとなった「ファンタシースター感謝祭2017」決勝会場レポート

セガゲームスは、8月12日に東京・有明コロシアムにて「ファンタシースターオンライン2」のオフラインイベント「ファンタシースター感謝祭2017」決勝会場を開催した。

「ファンタシースター感謝祭2017」は、5周年という節目を向かえる「ファンタシースターオンライン2（以下、PSO2）」のオフラインイベント。6月10日の東京・幕張メッセでの開催を皮切りに、全国5都市6会場にて開催された。

そんなイベントの千秋楽となる「ファンタシースター感謝祭2017」決勝会場が、本日8月12日に東京・有明コロシアムにて行われた。

有明コロシアムの会場は、まさに大入り満員といった様子で多くのアークスたちが1年に1度のお祭りを盛り上げようと会場に押し掛けた。また、設置された物販コーナー「アークスショップ」では、プレミアムなグッズを手に入れようと、こちらも多くのアークスたちで賑わっていた。

新情報も明らかとなった「PSO2ステーション」

11回目の放送となる「PSO2ステーション」。ここでは「PSO2」の今後のアップデート情報やキャンペーンなどが発表された。まずはおなじみ、「緊急クエスト＆ブーストアンケート」のコーナー。このコーナーは、実施される緊急クエストの内容をみんなで決めようというもの。今回の2択は以下の画像の通りだ。

アンケートは、ニコ生と会場の声の大きさで決定。結果は満場一致で「威風堂々たる鋼鉄の進撃」の実施となった。

続いて「アップデートエキスプレス」のコーナー。ここでは9月に実施されるEP5大型アップデート第二弾・前編「荒野に舞う戦火」パート1の情報が明らかになった。まずは「お月見イベント2017」が開催されることが明らかに。今年はロビーにウェポノイド「ヤミカラス」が登場。COをクリアすることで☆13武器「ヤミガラス-NT」が手に入るようだ。

期間限定緊急クエストでは「禍魂集いし戦道2017」が登場。今年は、エスカ・ダーカーや幻想種が登場。またファレグが乱入することもあるようだ。ドロップ限定ではあるが、☆13武器「バレットクナイ」が手に入り、特徴としてマイショップの出品・検索が可能とのことだ。今後も、季節限定武器に関してはこのような仕様での実装を検討している。

EP5第2章パート1「滅び行く国」が配信される。追加されるストーリーでは、新勢力「ヴェルン帝国」が登場。それに伴いヴェルンの皇帝シュレッガーなど新キャラクターも追加されるようだ。また、オラクルを去ったはずの「ゲッテムハルト」と「メルフォンシーナ」がヴェルン帝国の戦士として登場。いったいどのような物語が展開されるのだろうか……？

新スクラッチとして「アトラクトクロウ」が配信。「ヤミカラス」や「ルツ」のレイヤリングウェアが登場する他、ハルコタン的をイメージした中華風の衣装なども登場する。

先日配信されたばかりのバスタークエストが、早くも拡張される。新エリアとして「荒野」が配信。新エネミー3種と、新魔神城「ミシルガスード」も登場。新しいギミックなどもあるため、さらに歯ごたえのあるバトルが楽しめるとのことだった。また、ジグのアップグレードで「クリシス」シリーズがさらにアップデート可能になる。

その他、細かいアップデート内容も公開。「素材倉庫」関連の調整や、迷惑プレイヤーの報告がゲーム内から可能になる。

さらに、EP5大型アップデート第二弾・前編「荒野に舞う戦火」パート2の情報も公開に。スクラッチ「ノーブルファイターズ」では、のレイヤリングウェアが登場する。

ストーリーとして、EP5第二章パート2「あっちの世界と、こっちの世界」が配信。ブラックホールの影響による、オラクル側の話が展開されるそうだ。

「オムニバスクエスト：EP2」が早くも配信。こちらのクリア報酬としては「＊エルダーペイン」が用意されている。

「バトルアリーナ」のアップデート行われることも明らかに。既存武器の「ソード」と「ツインマシンガン」が、「パルチザン」と「アサルトライフル」に変更される。また他の武器に関してもバランス調整が行われるため、今までと違ったバトルを楽しめるのではないだろうか。報酬アイテムも新しく追加される。

9月27日より2週間限定で「進撃の巨人」コラボが復刻実施される。立体機動装置や調査兵団マント、エレンヘアーや超大型巨人スーツなどが新アイテムとして登場する。

バスタークエストを使用したイベントとして「スカルラッシュ」が開催。出現するエネミーがスカル系だらけになるイベントのようだ。限定のドロップアイテムも登場する。

その他、「PSO2」に関わるグッズやキャンペーン情報やコラボ情報も公開された。





こちらは会場にサンプルも展示されていた。

アークスバトルトーナメント

全国の「ファンタシースター感謝祭2017」にて行われた「バトルアリーナ」の公式全国大会「アークスバトルトーナメント」。各会場の優勝チームと準優勝チームが、アークス最強の名誉を我が手にするため東京・有明コロシアムに集結し、熱いバトルが繰り広げられた。

そんな「アークスバトルトーナメント」の決勝戦へと駒を進めたのは、名古屋大会優勝チーム「quell」と名古屋大会準優勝のチーム「ZodiacSign」。奇しくも名古屋大会でのリベンジマッチという形になった。



レッドユニオン「quell」	ブルーユニオン「ZodiacSign」

決勝ステージは、今までの地区大会や準決勝とは変わり「火山ステージ」を採用。バトルアリーナは高低差なども戦略に含まれるためステージが変わるというのは、思いの外戦局を左右する。両チームの普段からのやり込みが問われる形での戦いとなった。

序盤有利な形で試合を進めてイたのはブルーユニオン「ZodiacSign」。しかし一瞬の隙をついてレッドユニオン「quell」が中央を制圧し、一気に有利な試合展開を作る。

そこからは「quell」がリードを活かしてポイントをさらに稼ぐ展開に。「ZodiacSign」側としては戦いづらい状況が続いていく。

このまま「quell」がタイムアップまで逃げ切るのかと会場の誰もが思ったその矢先、戦況を大きく変える出来事が起こる。「ZodiacSign」が残り時間1分というタイミングで一気に攻勢に出たのだ。そこで連続キルを取ることに成功し、ポイントをドンドン取っていく。

残り時間10秒というところでポイントは完全に五分といったところ。僅かなプレイの差が勝利に直結する重要な局面だ。ここでついに「ZodiacSign」が逆転に成功。本当に少しの差となったが、それでも最後の最後まで諦めずに戦った「ZodiacSign」が勝利を掴んだ。

優勝した「ZodiacSign」は、「不確定要素がすごく多かったが仲間と助け合った故に勝利することができました。優勝はしましたが、ゲーム内では自分たちより強いプレイヤーもいると感じているので、この結果に満足せず、これからもゲームを続けていきたい」とコメントした。

実装されたばかりのヒーローも登場した「コスプレコンテスト」

毎年恒例となっている「コスプレコンテスト」が今年も開催。参加者は思い思い「PSO2」のキャラクターになりきって、自慢のコスプレ衣装を披露していた。また驚いたのが、ステージでの立ち振舞だ。決して衣装を見せるだけに留まらず、キャラクターになりきったポージングや殺陣などを披露し、観客を楽しませる工夫を各々しているのが感じられた。

アークス一丸となって盛り上がったライブ！さらに新情報も！？

イベントの締めは、「ファンタシースター感謝祭2017」では恒例となったサウンドチームによるライブだ。今まではミニライブという形で行われていたが、今回は尺を40分に拡張。さらに各地方毎にしか登場しなかったRunblebee氏や光吉猛修氏、瀬上純氏など錚々たるメンバーが集結。「Zero-G」「Neon Days」「Neon Nights」「Superluminal」「Borderless」という5曲を披露。さらにアンコール曲として「Realization」も演奏され大満足のライブとなった。

会場は大歓声に包まれたままエンディングへ。ここで本作のシリーズプロデューサーを務める酒井氏からサプライズ映像が発表された。これは10月に実装を予定している「託されし巨なる力」の映像のようだった。会場では、このアップデートの内容が語られることは一切無かったが、主人公が闇の力を覚醒させることで“ダークブラスト”という状態になるようだった。