「アーキエイジ」5周年オフイベ「5th Anniversary PARTY」をレポート!2019年実装コンテンツも一部明らかに!?

ゲームオンは、8月25日に「アーキエイジ」の5周年記念オフラインイベント「5th Anniversary PARTY in 東京」を開催した。

「5th Anniversary PARTY in 東京」は、「アーキエイジ」の5周年を祝うオフラインイベントだ。何かとイベントを開催しているイメージのある本作だが、実は東京で開催するのは3年ぶりとのこと。

また、5周年という節目ということもあってか、イベントはオンラインゲームの公式オフラインイベント然としており、一周回って新しい印象を受けた。

本イベントでは、ビュッフェ形式でおいしいランチが振る舞われ、最新アップデート情報の公開や様々なお楽しみ企画が催された。また、会場には「アーキエイジ」日本運営プロデューサーの石元一輝氏やゲストMCの紗々さん、スペシャルゲストとしてXLGAMES CEOのジェイク ソン氏、企画チーム長のハム・ヨンジン氏、企画チームリーダーのパク・ジュンウ氏が登壇。和やかな雰囲気の中、イベントは進行した。

各テーブルのフラワーアレンジメントは、GM・タヤン氏によるもの。

2018年内に新マップ「ヒラマ山脈」が追加決定!その他便利機能や新要素も追加!

イベントでは、2018年のロードマップが発表された。ここからはその内容を紹介していこう。まず、新マップとして「ヒラマ山脈」が追加されることが明らかに。ヒラマ山脈は西部と東部に分かれており、2018年は西部が実装されるようだ。

また、ヒラマ山脈に登場するモンスターも公開された。これまでとは異なる形態のモンスターが登場する傾向にあり、ドロップアイテムも特殊なものがあるようで、主に狩りをする場所になるのではないかとのことだった。また、“変異”と呼ばれる強力なモンスターも登場する。

製作装備、黒曜石装備、ID装備といった装備ジャンルに、新しく「古代装備」が追加される。この装備はイフニール装備と同じように経験値アイテムを合成していくことで成長していくので、狩りをしていれば運要素に頼らず強化できるのが特徴だ。また、成長に伴って追加オプションが付与される。

全てのキャラクターに、状態異常を解除し1秒間耐性を付ける「覇気スキル」が追加される。特定の適正にしか無かったデバフ解除が全てのキャラクターで行えるようになる。ただしクールタイムは30分と長め。

「憎悪」が、11番目の適正に変更される。スキル内容もガラッと変わり、魔法攻撃とデバフ付与をメインにした適正になるようだ。職業総数も165職に増えることから、また職業の組み合わせが色々と変わってくるだろう。

ここからは追加される便利機能などが紹介された。まず、状態異常表示の変更だ。従来のステータスバーの下部にアイコン表示されているものが、専用の表示エリアで確認できるようになる。

スキル連携アシスト機能が追加される。今まで連携スキルはプレイヤーの知識に委ねられていたが、この機能が追加されることで、スキル使用時に連携効果が発生するスキルにエフェクトが表示され、直感的に分かりやすくなる。特に初心者のプレイヤーにとっては、ありがたい機能になるだろう。

農業のアシスト機能も追加。作物等を設置する際に、アウトライン等の最適な位置へ自動的に移動するようなアシスト機能になる。誰でも土地を余すことなく使用できるようになるだろう。環境設定でON/OFFが可能なので従来の操作方法に戻すことも可能だ。

継承者レベルのキャップ解放も予定されている。今まで7だった上限が34まで解放される。それに伴い新継承者スキルも追加される。

染色可能なアバター等を、カラーパレットを利用して自分の好きな色に染色可能になる。微妙な色の変化で差をつけることで、多様なデザインを楽しむことが可能だ。またこの機能は、染色剤を使用せずに行うことが可能とのこと。

住宅内の壁紙にUCCが適用可能になる。これにより壁や床を好みのデザインに変更することができる。実装は一般住宅から随時対応していく予定とのこと。

今回発表されたロードマップは以上になるが、開発元のハム・ヨンジン氏、パク・ジュンウ氏を交えたQ&Aコーナーも行われたので、その内容も紹介していこう。

――近接クリティカル率の調整に関わる補填について、一番お金のかかるイフニール装備のオプションだったり、マントのオプションは何か考えていますか?

強化そのものをアイテム化してキャラに付与することがシステム上、不可能です。なので対象の方には、確立にはなってしまいますが特定のアイテムを補填する予定です。

――飛行船や巡航船などの乗り物は今後何かアップデートを予定していますか?

一人乗りの車や船を準備しています。

――「アーキエイジ」には様々なアバターがありますが、クマのアバターは一種類しかありません。今後増える予定はありますか?

私も可愛いアバターは大好きなので、これから積極的にクマのアバターを増やせるよう準備していきたいと思います。

――楽譜の文字数は今後増えますか? 5000文字は欲しいなと思っています。

実装日は確約できませんが、5000字は技術的に可能なので今後実装していきます。

――海賊島の周りに建物を置けるようになりませんか?

今後、エリアは徐々に広げていきたいと思ってはいるのですが、海賊が農業をやっていいものかというコンセプトの部分がありますので、一度検討してみます。

――パール等を束化することはできますか?

早いうちに対応可能にしたいと思います。

――胡椒やバニラを苗床に対応することはできますか?

こちらも対応可能にしたいと思います。

――手植えのGCDを廃止することはできますか?

技術的に可能かどうか確認してみます。

――刑務所コンテンツはサッカーしかありませんが、今後何か別なスポーツは実装されませんか?

無いっすねぇ。(石元氏)

大盛り上がりだった様々なお楽しみ企画を紹介!

本イベントでは、同じテーブルの参加者同士で協力しながら解くクイズや、テーブル対抗のかぶってドボン対決、テーブル対抗のお絵かき対決など様々企画を通してユーザー同士が交流を深めていた。またイベントの最後には大抽選会も行われ、日本には数点しかないリアルグッズやインゲームアイテム、マウスやグラフィックボードなどが参加者にプレゼントされた。

「クイズ」運営チームからの挑戦状

テーブル対抗 かぶってドボン

テーブル対抗 絵心対決

※お題は「倉庫番ルルと蜃気楼ゲート」

大抽選会

2019年実装のコンテンツも明らかに!?

オフラインイベント終了後、石元氏とジェイク氏にショートインタビューを実施することができたので、その内容をお届けしよう。

――日本のユーザーの方と実際に触れあっていかがでしたか?

ジェイク氏:すごく活気があって、ユーザーの方だけでなくスタッフの方も楽しそうにしていたのが印象的でした。その場で絵を描くコーナーが凄く楽しかったので、韓国のオフラインでも参考にしたいと思います。韓国のオフラインイベントは皆さん、凄く落ち着いていて、ユーザーさんと運営が話し合う場になることが多いんです。

――今回のオフラインイベントは、初めて普通のオフラインイベント風でしたよね?

石元氏:毎年尖ったオフラインイベントを行ってきましたが、5周年という節目という理由が有り、僕からお願いしました。

――「アーキエイジ」は5周年を迎えますが、これからどういうゲームにしていきたいか、どう運営していきたいかという未来の話を教えてください。

ジェイク氏:今年に入ってからユーザー間のギャップを埋めることに力を入れてきました。これからは適切な努力で多くの報酬が得られたりと、もう少し沢山のユーザーの方に満足してもらえるゲームにしていきたいです。

石元氏:日本の運営方針としては、敷居は極力下げたいと考えています。キャラクターの成長もそうですし、各コンテンツにアクセスする敷居というのは低くしていきたいです。特に日本のユーザーの方は生活系コンテンツを希望されるので、そういった点をプッシュしていきたいですね。配信やオフラインイベントなど露出面も増やして、ユーザーの方からの意見をもっとピックアップしていきたいです。

――具体例などを教えて貰えますか?

石元氏:今回発表した、カラーパレットとハウジングUCCです。あのアップデートは実は日本からの提案で実装されたものになります。

――ジェイクさんにお願いなのですが、2018年以降のアップデート予定を教えもらえないでしょうか?

ジェイク氏:2019年のプランは幾つか決まっているのですが、まず「ヒラマ山脈」の東部が追加されます。また、憎悪適正のような新しい適正の追加も検討しています。さらに、畑を持っていなくても作物を育ててくれるようなNPCの実装も検討しています。このNPCを追加する目的として、畑や家を持っていないユーザーにも基本的なものは全部作れるような環境にしたいと考えています。これによってユーザー間の格差が減ることを期待しています。

石元氏:僕からも質問なんですが、インスタンスダンジョンの追加はありますか?

ジェイク氏:インスタンスダンジョンも1つあったと思いますよ(笑)。

――最後に、ユーザーの方へメッセージをお願いします。

ジェイク氏:「アーキエイジ」が初めて海外でサービスを開始したのが日本でした。これまで5年間プレイして頂いて感謝しています。これからもユーザーの方の声を反映してアップデートをしていきますので、よろしくお願いします。

石元氏:ユーザーの方に遊んでもらえることが全てなので、それだけで僕たちは嬉しいですし、モチベーションになっています。ユーザーの方に楽しんで頂くことが一番だと思っているので、来年以降も「アーキエイジ」は楽しいと思ってもらえるよう頑張っていくのでよろしくお願いします。

――ありがとうございました。

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