ネクソンは、MMORPG「ツリーオブセイヴァー」について、11月10日にネクソン本社にてオフラインイベント「ネクソン本社で公開サポ生!」を開催した。
ついに日本サービスから2周年を迎えるMMORPG「ツリーオブセイヴァー(以下、ToS)」。本イベントはプレイヤーから参加者を募り、「ToS」公式サポーターの酒井広大さん、内山つかささん、齋藤小浪さんが隔月でオンラインで配信している生放送の公開生放送を行なうというイベントだ。100名近くのプレイヤーが参加した本イベントの模様をレポートしていこう。
大型アップデート「Re:Build」の先行情報が公開!
会場ではアップデート情報の発表があったのでまずはこちらを紹介しよう。
公式サイトでも案内されている通りランクシステムの改編を含んだアップデートが行われる予定だ。新しいランクシステムでは基本クラスを1種類、3サークル分のクラスを3種類選択する形になる。最大クラスレベルは45まで拡張されるが、ソードマンやウィザードといった基本クラスの最大クラスレベルは15レベルまでとなり、一部スキルが削除されたり、他のクラスに移動するという。
あわせて8ランククラスの前提クエストが削除される。なお隠しクラスのシノビ、ルーンキャスター、巫女、アプレイサー、ムエタイは世界観と特殊性を考慮して前提クエストがそのまま残るとのことだが、チャプレンに関しては一般クラスに移行されるので前提クエストは削除される。なお既存の8ランクを解禁しているプレイヤーには特別な称号の付与などが行われる予定だ。またクラス変更システムが追加され、ゲーム内で獲得できるポイントでクラス初期化が可能になるという。
ソードマン系統ではメイン武器スロットに片手剣を装備できるように変更され、ハッカペルがソードマン系統へと移動する。アーチャーはキャノニアの補助武器キャノンが両手武器に変更され攻撃力が大きく上昇するという。またマスケティアとキャノニアについてはさらなる改編が予定されていて新しいクラスへと生まれ変わるという。ウィザード系統にはタオイストとボコルが移動してくる。クレリック系統では移動しているクラスはないがチャプレンが一般クラスへと変更される。
そして新しい系統スカウトが登場。攻撃スピードに特化していてサポーターとしても活躍できるクラスがスカウトに配置された。本系統に移動してきたクラスでどんなビルドが組めるかの期待が高まるところ。さらに2種類の新クラスのシルエットが公開された。
気になるのが既存のキャラクターがどうなるか、というところだ。アップデート実施時にすべてのキャラクターランクが初期化され、ギルドマスターであるテンプラーについても初期化できるように調整中とのことだ。またこのタイミングでキャラクターを別の系統にする機会を1回、元の系統に戻る機会を1回用意しているという。
今回のアップデートは、「Re:Build」という名前の通りゲームに大きな影響を与えるアップデートになりそうだ。今後の動向については公式サイトで順次アナウンスされるので、公式サイトをチェックしておこう。
お絵かきあり、ゲームプレイありのゆるい空気感。ユーザー同士の交流も盛り上がる
メインとなる生放送部分では、スペシャルゲストとして磯村知美さん、「ToS」公式サポーターの酒井広大さん、内山つかささん、齋藤小浪さんが登場。サポ生でお馴染みのお絵かきコーナーやゲームプレイコーナーが行われた。
お絵かきコーナーは毎回変わるお題に沿って出演者がイラストを書くというもの。その特徴あるタッチから“画伯”と呼ばれる齋藤さんは、「イラストを書くたびに魂が削られる」と話すほど。
今回は公式生放送ということで1番似ているイラストを会場の拍手で選ぶという企画で実施され、最下位だった出演者には、放送中は出身地の方言で喋ってもらうという罰ゲームも用意されていた。
注目が高まるのは画伯こと齋藤さんだが、色紙に書いた「拍手して!」というメッセージが伝わったのか会場から大きな拍手が集まり、罰ゲームを受けるのは福岡出身の酒井さんになった。普段は標準語で話しているため方言で話すというのはかなり難しそうだったが、ツッコまれつつも必死に福岡弁で答えていた。
お題は「オーウィニア・ディルベン」。3人の目は真剣そのもので思わずトークが飛んでしまうほど | |