「アーキエイジ」新適性「憎悪」は魔法と相性良し!ネタっぽい職業も色々と試してみた先行プレイレポートをお届け

ゲームオンがサービスを行うMMORPG「アーキエイジ」。12月19日に実施される大型アップデート「ArcheAge5.0」にて追加される新適性「憎悪」の先行プレイレポートをお届けする。

12月19日に実施予定の大型アップデート「ArcheAge5.0」では、新エリア「ヒラマ山脈西部」や古代装備3段階「燦爛たる古代装備」が追加。また、今までサブ適性だった「憎悪」が11番目の適性として新たに実装される。

「アーキエイジ」では、3種の適性を組み合わせることで職業が決まるシステムが採用されているため、適性が1つ追加されるだけでも、既存の適性と組み合わせることで実に45職が追加されることになる。

今回行われたテストプレイでは、複数メディアで担当する職業をクジで決定。「憎悪」が追加されることでプレイフィールにどのような変化が起こるかをテストした。ちなみにOnlineGamerが引き当てたのは以下の5職だ。

画像の灰色で塗りつぶされた部分がテスト環境の職業名。その隣が本実装の職業名だ。

ちなみに、実際にプレイしてみると1つの職業を遊んでみるだけでもかなりの時間を要し、5職業全部を試すことができなかった…(おそらく他のメディアでもそうだったと思うのだが)。なので、ここからさらに3職をピックアップしたプレイレポートをお届けしていく。

「憎悪」のスキルを紹介

職業紹介の前に、実際に「憎悪」を使用してみて、基本になりそうだと感じたスキルを紹介していこう。ちなみに公式サイト内、ArcheAge5.0アップデート概要ページでは「憎悪」の全スキル情報が記載されているので、より詳しく知りたい人はそちらもあわせてチェックして欲しい。

まずは、「憎悪」のスキルの中でも基本になりそうな“フォースエッジ”。このスキルは元々「死」のスキルだったが、今回のアップデートにて「憎悪」のスキルに変更となる。攻撃をヒットさせた相手に攻撃成功率を下げる刻印デバフをかけることが可能だ。また、後述する“怒り”や“蛇の目”との連携効果もある。モーションも変更され、3連続で魔法弾を発射した後に、少し威力の高い攻撃を行う。

フォースエッジとセットで使っていきたいのが“怒り”というスキル。このスキルを発動すると1秒ごとに“憎悪”という固有のバフが1回づつスタックしていく。この固有バフを消費することで特定のスキルを強化して発動することが可能だ。また、“怒り”発動中に“フォースエッジ”を敵に命中させると、追加で“憎悪”をスタックすることができる。

PvE、PvP問わず、取り合えず取っておいた方が良さそうだったスキルが“死神”だ。スキル使用後、敵のターゲッティングを解除し、1秒間敵からターゲットされなくなる。また、“憎悪”が5回、10回スタックしている際は効果の持続時間が3秒、5秒それぞれ延長される。「憎悪」適性には、デバフ解除などのスキルが一切ないため、窮地を脱する際など何かと使う機会も多いのではないだろうか。

新たに追加される「ヒラマ山脈西部」には継承者レベルのモンスターも多数登場する。

攻撃スキルとして面白そうだったのが“憎悪の輪”。ターゲットにダメージを与え、3秒間、右手装備を解除するというもの。さらに周囲の最大3名の敵に追加ダメージを与える。“憎悪”が5回スタックしていれば最大6名の敵に追加ダメージ、“憎悪”が10スタックしていれば3秒間物理スキルを封印する。装備解除やスキル封印などの効果から、主に対人戦で猛威を振るうことになりそうなスキルだ。

このスキルのように、「憎悪」適性のスキルには敵にデバフを付与するスキルが多く存在する。効率良くこの適性を運用するには、メインとなる適性の補助的な意味合いで選択すると上手く立ち回れるのではないかと感じた。

ギャンブラー

さて、ここからはクジで引き当てた職業を実際に使ってみた感想をお伝えしていこう。最初に試してみたのが「憎悪」「鉄壁」「死」で構成される“ギャンブラー”。選んだ理由は、職業名がなんとなく面白そうだったからという理由だ。使ってみた感想は、とにかくウザイだけのよくわからない職業といったところ。「憎悪」と「死」が共にデバッファーとしての意味合いが強いので、鉄壁で自身の防御力を上げて前線で敵にデバフを撒き、危なくなったら“インビンジブル”や“死神”で逃げるといった立ち回りになるのだろうか。ただ、自身で火力を出すことはまったく出来ないのでソロでの強さははっきりいって皆無。集団戦などでは活躍の機会がある(かもしれない)が、かなり玄人向けの職業となっている。

取得したスキルはこのような感じに。

また、職業名がギャンブラーなので、“運命のサイコロ”というスキルを取得してみた。このスキルは、使用した位置から5m~10mのランダムな場所へ瞬間移動するというもの。さらに移動した位置に敵がいると、1体毎にディレイタイムが50%減少する。そもそもどこに飛ぶかはランダムなので確実性はまったく無いが、戦争コンテンツなどで上手く使うことができれば、敵陣の中を瞬間移動で飛び回るトリッキーな立ち回りができる……かもしれない。

革命家

続いては「憎悪」「意志」「ロマン」の“革命家”だ。次は少し真面目に考えて「憎悪」に足りないものを他の適性で補えないかと選んでみた。まず、「憎悪」はデバフ解除や防御よりのスキルが少ないので「意志」でそこを補強。足りない火力を「ロマン」のクリティカルで強化していく方針だ。

取得したスキルはこのような感じに

こちらは幾分か使いやすくはなったが、「憎悪」のスキルだけで攻撃をまかなうので、手数は少々物足りなく感じた。「ロマン」の“不協和音”と「憎悪」の“憎悪の輪”で敵の装備を両方とも外したりと面白い立ち回りが可能だが、汎用性が高いかと聞かれると言葉に詰まってしまう。やはり「憎悪」は、他の適性の補助適性として選ぶのが良さそうだ。

スタックした憎悪を消費して火力を上げる“深淵の牙”。
「憎悪」をメイン火力適性に据えるなら取っておくと良いだろう。

ビショップ

最後に選んだのが、「憎悪」「魔法」「愛」の“ビショップ”だ。メインの火力スキルは「魔法」に任せて、「憎悪」はその補助というイメージでスキルを取得してみた。

取得したスキルはこのような感じに

「憎悪」には“悪魔の操り人形”というスキルがあり、敵を一定時間釘付けにできるのだが、これが詠唱のある「魔法」と相性抜群。また、“悪霊突進”というスキルで敵を押し出し、詠唱キャンセルすることができるので敵を近づけさせないで一方的に攻撃することができた。もう一つの適性に「愛」を選択しているためヒーラーとしての立ち回りも可能。特に“ブレスアンドカーズ”は、「憎悪」にはないデバフ解除効果があるので、ありがたい存在だ。

悪魔の操り人形
悪霊突進

ただし一点だけ。攻撃に回復、バフにデバフとやれることが詰め込まれているので場合によっては器用貧乏な職業にもなりそうではあると感じた。オールラウンダーな職業を目指している人には結構オススメできそうだが、実際に運用する際はもう少し方向性を煮詰めておくと、さらに使いやすくなるだろう。

「憎悪」と「魔法」の相性は非常に良好。「愛」の部分は変更の余地がありそうだ。

ここまで「憎悪」適性を色々と試してみて、やはり「魔法」と組み合わせるのが素直に強いなと感じた。「憎悪」のスキルは魔法攻撃にカウントされるので、ステータス的にも無理がない。また、「憎悪」のメインスキルになりそうな“フォースエッジ”は、無詠唱で発動できるので各種詠唱スキルの隙間をうまい具合に埋めてくれそうだ。

もちろん、デバッファー色を強めたい時などはかなりの頻度で選択肢に挙がってくるだろうし、ここで紹介したもの以外にも面白い職業名が多いのも「憎悪」の特徴。ロールプレイを楽しむ人にとっては興味深い職業が色々とあるはずだ。12月19日の実装の際は、「憎悪」適性を組み合わせた職業を色々と試してみて欲しい。

コメントを書く

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

アーキエイジ関連ニュース

新作ゲーム情報

おすすめオンラインゲーム情報

おすすめオンラインゲーム情報