「黒い砂漠」バトルロイヤル風のPvP実装など2019年のロードマップが公開!開催中の“あの”キャンペーンについても…?

ゲームオンがサービスを行うMMORPG「黒い砂漠」。12月11日に同社にて本作のプロデュサーを務める麥谷将人氏より2019年のロードマップが公開された。

本日実装されるアップデート内容をおさらい!

今回、ロードマップを説明してくれたのは<br />
本作のプロデュサーを務める麥谷将人氏。
今回、ロードマップを説明してくれたのは
本作のプロデュサーを務める麥谷将人氏。

MMORPG「黒い砂漠」は、細部まで丁寧に作り込まれたクオリティの高いグラフィックをはじめ、アクション性の高いノンターゲティング方式の戦闘、そして奥深いコンテンツの数々がオープンワールドの美しい世界に散りばめられている、多彩な魅力に溢れたタイトルだ。

本作では、今年2018年も数々の魅力的なアップデートを実施してきた。「ミスティック」の覚醒に始まり、新クラス「ラン」の実装、また8月にはグラフィック&サウンドリマスタリングを導入。さらに美しくなった世界でゲームを楽しむことが可能となった。

そして本日12月12日には一年の締めくくりとして新クラス「アーチャー」が実装される。本クラスはレベル1の状態から覚醒武器を使用できるのが最大の特徴だ。メイン武器“クロスボウ”と覚醒武器“グランドボウ”を使い分けることで、状況応じた立ち回りが可能だ。

なお、今回のアップデートで使用可能になる「アーチャー」の覚醒スキルは全体の一部となっている。後日のアップデートにて正式に覚醒スキル解放依頼が受領可能だ。こちらを完了することで、晴れて覚醒スキルの真の力が解放される。

また、本アップデートではメインストーリーと序盤の難易度が改変される。これまでも何度か序盤のメインストーリーの改変されてきたが、さらにメインストーリーを楽しめるようストーリーに大きな分岐が設けられ、プレイヤーの選択によって異なった物語が楽しめるようになる。

これにより新しいオープニングカットシーンが追加。開始地点がオルビアではなく、西部警備キャンプからのスタートとなる。メイン依頼に沿って進めていくとハイデルに到着するので、そこで異なる3つのストーリーに分岐するという流れだ。

分岐するストーリーでは、既存の物語を再構成するだけでなく新しい設定や人物も追加される。特にオープニングカットでヴェールに包まれていたイレズラが初めて登場。さらに追加でメディアとバレンシアでもイレズラの登場と共に新しいストーリーの追加を予定しているそうだ。

2019年には新エリアや新コンテンツが実装!

本日実装のアップデート内容に加えて、今回2019年に実装予定のコンテンツ情報も公開された。ここからはその内容をお届けしていこう。まずは新規領地「オーディリタ」についてだ。この新しい地域は2019年の上半期に韓国で実装を予定している。日本での実装はその後になる。

オルルンの渓谷

遠い昔オーディリタがカーマスリビアの領土にあった当時、辺境を守護するため、ゴーレムを造って建てた場所。長い時間放置されていたが、アヒブがオーディリタを占領して再びゴーレムに魔力を注入して目覚めさせた。(女神シルビアから生まれた姉妹がべディル=ダークナイトとガネル=レンジャーであるが、ベディル側の思想をもった過激派的な存在がアヒブ)

カルフェオン西の出入り禁止区域

霧の森という名で呼ばれ、昔黒い星が流れ落ちた場所だ。

オーディリタの原住民であるトゥーロ族の生殖地域

あまり欲のない生活をしていたトゥーロ族は女神シルビアの子どもたち(べディルとガネル)が繰り広げた戦争に巻き込まれて生活基盤を脅かされることになった。

いばらの森の入り口

日差しがあまり入らないオーディリタのあちこちには奇妙に歪んだ茨が生えている。アヒブ勢力によって占拠されたところ。

いばらの城

アヒブは故郷を離れて自分たちの楽園を建設しようとした。オーディリタ南の海岸に建てられた巨大な城は更に強力な力に対するアヒブの熱望と同族に対する憎しみ、嫉妬心を象徴する。

首都オーディリタ

首都オーディリタは現在のアヒブの長であるウィオレンティア・オウダーと彼女の部下たちが盗んだカーマスリブの枝を植えて根を下ろしたところとして知られている。

ガネルとははっきり異なる建築様式が目立つ。

また、この新エリアに登場するモンスターも一部公開された。牛の形をした強力な野獣種族の「トゥーロ族」と、人間型のアヒブが群れをなして戦線を形成する「アヒブ ベアライダー」だ。「トゥーロ族」は、2~3体で活動するモンスターになるそうだ。報酬を最大3名まで獲得できるので2~3名でのパーティ狩りが推奨される。一方「アヒブ ベアライダー」は、状態異常が通るのでソロ狩りが楽なモンスターになるそう。等級の狩場に比べて高い報酬が獲得できる。

2019年には「領地戦」という新たなRvRも実装予定だという。拠点戦と占領戦は、ギルドvsギルド単位の戦争だったが、領地戦は国家vs国家の戦争となる。領地戦はカルフェオンで3、4段階の拠点を占領したギルドとバレンシアで3、4段階の拠点を占領したギルドたちが各国家に所属して激しい戦争を繰り広げる予定だ。現在最優先で開発中とのことなので、続報を楽しみに待とう。

さらに「影の戦場(仮)」というコンテンツも開発中とのこと。こちらは今流行りのバトルロイヤル風のPvPコンテンツだ。闇の精霊の状態でスタートしたそれぞれのプレイヤーは倒れているキャラクターを探して憑依をする。憑依したキャラクターでプレイしながら補給品を集め、モンスターを倒しながら装備とスキル書を獲得してキャラクターを成長させていく。最後の1人が勝利するとメッセージと共にゲームが終了するという流れだ。

「影の戦場」では、自分のキャラクターが使っていた装備や、レベルに関係なく誰でも同じ環境でスタートできるのが一番の大きな特徴だ。スキル書で覚えることのできるスキルはランダムだったりと、かなりカジュアルに遊べそうな印象。また、一定時間ごとに活動可能エリアが狭まるなどのお約束要素も取り入れられているそうだ。

こちらは2019年の早い段階に日本でも実装される可能性が高いとのこと。実装されて盛り上がっていくのであればイベントや大会なども行っていきたいという展望も聞くことができた。

さて、最後に本日から実施されるキャンペーンを紹介しよう。このキャンペーンでは、アーチャーで経験値を得ると、その経験値がサブに設定したキャラクターにも100%分が反映されるというものだ。本日12月12日より開始し、2019年1月9日まで実施される。共有したキャラクターの経験値獲得に59レベル99%までという上限はあるものの、普段使用していないサブキャラクターのレベル上げの絶好の機会だ。併せて経験値+100%イベントも開催されるので、こちらも要チェックだ。

ゲームオン本社の一室に通された先にあったものとは……!

ここまで、一通り2019年のロードマップを紹介してくれた麥谷氏。だが今回はこれで終わりではなく、何やら見せたいものがあるのだとか。どこから用意したのか白手袋を着用して、ゲームオン本社のとある一室を開けると……。

そこにあったのは高性能グラフィックボード(MSI GeForce RTX 2080 GAMING X TRIO)が100枚! はっきりいってかなりヤバイ光景がここにはあった。せっかくなので色々な角度からどうぞ。

ちなみにこのグラボ一枚が十ウン万円するので、それが100枚と考えると……。

しかし、なんだかんだ言って実は空箱とかなんでしょ? と、疑いの目を向けるメディア一行。それを見透かしたように、麥谷氏はそのうちの一つを手に取り開封。しっかりと中身が入っていた! おそれいりました……。

さて、これが何かというと「黒い砂漠」にて、現在開催中の「100グラボプレゼントキャンペーン」の賞品がこのグラフィックボードだ。期間中、新クラス「アーチャー」を作成し応募、もしくは、Twitterで黒い砂漠公式Twitter(@OFFICIAL_BDJP)をフォローしてハッシュタグ「#黒い砂漠100グラボ」をつけたツイートをすると、抽選で様々な豪華賞品が当たる。グラボ100枚が賞品にラインナップし、さらに応募方法もかなりお手軽と大盤振る舞いな本キャンペーン。期間が12月19日のメンテ前までとなっているので忘れずに応募しておこう。

ちなみに余談なのだが、インパクト重視でグラボ100枚と書いたが実はここに写っているグラボは75枚。会議室のテーブルではグラボ100枚が乗り切らなかったための苦渋の決断だったそうだ。とはいえ物自体はしっかり到着しているので、その点は安心して欲しい。

まだ封が開けられていないダンボールが5箱。ここに残り25枚のグラフィックボードが眠っている。

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