WeMade OnlineとNHN ハンゲームは、PC向けファンタジーアクションRPG「アルピエル」初のオフラインイベント「Ar:pieL学園祭」を、12月23日に東京・秋葉原のウラ・エンタス 秋葉原で開催した。今回はその模様をお届けする。
本作のログイン画面に採用されたばかりの、「Ar:pieL」公式テーマソング「LastDay」のライブからスタートした、この日のイベント。当日はあいにくの雨模様であったが、会場には事前に募集した100名のファンが集結した。なんと本イベントの応募は募集した人数の2倍来たそうで、会場に来ることができたユーザーはかなりラッキーだったといえる。
セリフリクエストもありの出演声優トークショー
本日のMCを務めるユエ役の声優・みくみくみさんとアルピエル運営チームのケバブ山地氏に加えて、ゲストの声優・天野七瑠さん、櫻川めぐさん、堂坂晃三さんを交えたトークショーが行われた。
まずは、「演じたキャラクターの印象について」がテーマになった。ブレイヴンとガハルを演じた天野七瑠さんは、「ブレイヴンは唯一のクロオオカミ種の生き残りということで、いい先輩ですが自分の中で抱えている部分がいっぱいあり、収録のときにこみ上げてきて」と解答。あまりにも思いが強すぎ、セリフを噛んでしまったこともあったそうだ。
それと対照的だったのが、もうひとつのガハル役だ。中でも好きなセリフが「灰と化せ!」で、普段言えないような言葉であるため気持ちいいと語っていた。しかし、ゲーム内で初めてガハルと対峙したときには、そのセリフとともに一撃でやられてしまったというエピソードも披露していた。
シエスタとエレインの声を演じた櫻川めぐさん。両キャラクターとも同日に収録したそうだが、「エレインちゃんの方は背が小っちゃくて、でも芯があるということで早めにキャラクターが決まりました。シエスタちゃんのほうは、ビジュアルと一緒にセクシーな感じで作っていったんです」と語っていた。
また、近日登場予定の新レイドボス「ルナ」の声も演じている櫻川さん。「曲の中に歌もいっぱいあったので、歌と言うよりルナちゃんが戦いながらセリフを言っているぐらいの気持ちでした」とその感想を語っていた。収録の時も歌から取り始めたそうで、歌にまつわる性格がどう演じられたのかというのも見所のひとつとなるそうだ。
ベント役を演じた堂坂晃三さんは、最初に収録したのが面接のムービーだったという。そのときは普段の学校生活の時とは異なり、あえて圧迫面接のような雰囲気で演じていたそうだ。そこから日常生活に変わったときはファミリー感溢れるセリフになり、ベント先生の厳しさと優しさをしっかり出したと語っていた。
こちらでは、会場に訪れたユーザーからのリクエストで声優陣がセリフを披露するといった試みも行われていた。中には堂坂さんと天野さんが、可愛く「この愛受け取ってください」というセリフのリクエストも。普段は見ることができない渾身の演技に、会場からは大きな拍手が沸き起こっていた。
ユーザーと出演者が2on2でガチ対決!
続いて、「運営チームに挑め! PvP対戦!」のコーナーがスタート。こちらは、先月実装されたばかりのPvPコンテンツを使用して、ユーザーと出演者が対決するというもの。ルールは2on2対決で、キャラクターやスキル、操作方法などは自由にセッティング可能となっており、いつも通りのプレイが行えるようになっていた。
このイベント開催を記念して、「万能染色アンプル」が全ユーザーにプレゼントされるほか、運営チームに1回勝つごとにひとつずつ「万能染色アンプル」のプレゼントが増えていくという仕組みで行われた。
みくみさんと堂坂さんのペア、天野さんと櫻川さんのペア、ケバブ氏と東城さんのペアと、立て続けにユーザー側が勝利。ラスト4戦目は対戦相手をユーザーが選び、ケバブ氏と天野さんが対戦相手に選ばれた。白熱のバトルが続いて会場が盛り上がる中、最後もユーザー側が勝利。これで、「万能染色アンプル」合計5個のプレゼントが決定した。
上坂すみれさんが声を演じる新キャラクター「リーシャ」の先行体験
続いて、新キャラクター「リーシャ」のユーザー先行体験のコーナーが行われた。このリーシャは、明るく好奇心旺盛で龍族生まれの少女だ。声を演じるのは人気声優の上坂すみれさんで、12月27日のアップデートで実装される。
職業は大鎌使いで、鎌を使って攻撃をする。学科は戦術科だ。偶然にもデンジャーと出会い、アルピエル学園への入学を勧められて決意することになった。やや暗い面影を持つリーシャだが、はたしてどんなストーリーが語られるかは、実際に自分の目で確かめて欲しい。
攻撃スタイルは、「蓄電」と「放電」を駆使して行っているといったスタイルになっている。蓄電のスキルを使ってゲージを貯めていき、その個数にあわせて攻撃力も上がっていくというテクニカルなキャラクターとなっている。放電のタイミングも重要になるということで、やり込みがいもありそうだ。
キャラクターの説明のあと、イベントに訪れたユーザーの体験会が行われた。会場内には10台のPCが設置され、ひとり5分間のワンプレイのみ可能となっていた。この時間は各自ゲームを体験したり、あるいはユーザー同士が自由にコミュニケーションを取っていたりといった様子も見られた。
新規レイドダンジョンの「要塞レイド」が実装!
続いて運営プロデューサーの小坂氏から、今後の「Ar:pieL」に関するアップデート情報が発表された。まずは先ほども少し触れたが、12月27日に新キャラクター「リーシャ」が実装される。
この「リーシャ」と共に同時実装されるのが、新規レイドダンジョンの「要塞レイド」だ。レイドボスには「ランスロット」と呼ばれる敵が登場する。鎧を身にまとい剣を沢山持っているキャラクターだが、これまでのレイドとは異なりランダムで切り替わる属性攻撃や攻撃にデバフが付いており、かなりやっかいな敵となりそうだ。たとえば沈黙状態になるとスキルが使えなくなるため、それなりの対応をしておく必要がある。
さらに、属性が切り替わったときに攻撃をすると、反射ダメージを食らってしまう。うまく弱点の属性を見極めていきながら、仲間と協力して戦っていくようにするといいだろう。
この「ランスロット」を倒すと、新しいコスチュームを作ることができる。こちらもどんなものになるかは、実装されてからのお楽しみとなる。
レイドボスの「ランスロット」。属性がランダムで切り替わるが、今何の属性になっているかは、ボスの回りを見ることでわかるようになっているそうだ。
12月27日のアップデートには含まれていないが、お待ちかねの新レイドボス「ルナ」が1月24日に実装されることが決定した。レイド中に歌が流れやっかいな攻撃をしてくる強力な敵だが、レイドは12人で挑むようになっており、かなり手強そうな感じだ。
1月24日以降に考えているものとして、「サブキャラ育成サポートシステム」を提案しているという。また、強化ソケットや「PVP学園道場」の3つ目のソケットなども実装される予定だ。「PVP学園道場」に関しては、PvPではなくPvEになるという。開発裏話としては、最近人気のサバイバルゲーム(バトロワ系!?)などを考えているという。こちらは決定次第詳細が発表される。
さらに、カップルシステムにミニゲームが登場する。こちらは、ポッキーゲーム的なものなどがアイデアとして出ていたそうだ。いずれにせよ、カップルならではのゲームが楽しめるとのこと。
さらに、「ラブラブ♡バレンタインイベント」も1月24日に実装される。コンセプトアートの衣装が実装されるかは、今のところ未定である。また、12月27日のアップデートでお正月にぴったりな衣装なども実装されるそうなので、こちらも期待しよう。
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