「ヒロインメモリーズ」は、DMM GAMESにてサービスされているリアルタイムカードバトルゲームです。可愛い美少女キャラクターがカードになって登場し、召喚位置やスキルなど戦略性の高いバトルを楽しむことができます。
本格派リアルタイムカードバトル
可愛い美少女キャラクターについつい目が行きがちではありますが、本作はバトル部分もしっかりと作られています。ターン制ではなくリアルタイムに進行するため刻一刻と戦況が変化していきます。そんな状態の中、召喚位置、スキルなどの組み合わせを考えながらのプレイが求められるゲームです。
筆者も実際にプレイしましたが、ガチャを複数回引いた後に“おまかせ”で組んだ☆5以上のユニットのみで構成されたデッキでも、序盤のステージでいとも簡単に負けてしまいました。少なくとも、「とりあえず強いカードを入れとけばいい」という考えでは、すぐに勝てなくなってしまいます。
フィールドと召喚するタイミングが重要
ゲームの流れは以下のようになっています。
1.コストを消費して、カードを3つあるフィールドの空いている箇所に召喚。
2.召喚した後、行動ゲージが上昇
3.行動ゲージが最大になったら対面のフィールドにいる相手ユニット(プレイヤー)に攻撃。
対面にユニットが存在しない場合、相手プレイヤーに直接ダメージが入ります。最終的に相手プレイヤーの体力を0にすることができれば勝利。反対に、プレイヤー自身の体力が0になれば敗北となります。
先に召喚したほうが行動ゲージが先にたまるため、戦闘で有利になります。また、先に置かれてしまった場合は、基本的に相手の攻撃を受けてからの行動となるため、能力差がある場合は何もできないまま、倒されるということが起きてしまいます。
そのため、ダメージを受けないように、弱い低コストのユニットで攻撃を受けたり、別のフィールドに召喚して相手フィールドを崩したり、一度ダメージを受け、相手の攻撃が終わった瞬間に召喚することで、次の行動を有利に進めていくなどなど、さまざまな戦略を素早く立てる必要があります。
相性やスキルの組み合わせを素早く判断しよう
属性は赤、緑、青の3種類で、炎、自然、水というような3すくみです。
有利属性にはダメージを2倍与えることができ、不利属性から受けるダメージは半分になります。不利属性の対面はかなり不利となるので、できる限り避けましょう。
スキルには、相手に攻撃をし返すカウンター、味方ユニットの行動ゲージを上昇させるクイック、相手のステータスを下げる弱体、その他、ユニットの攻撃や回復といった種類があります。また、各ユニットが持っているスキル以外にSPスキルもあり、相手ユニットに大ダメージを与えるなどの強力な効果を持っているので、いざという時の切り札として有効です。
特にフィールドを制圧・維持しやすいカウンターや、相手プレイヤーに直接ダメージを与えるスキルは、場面を選ばず強力なので積極的に採用しましょう。
美少女ゲームブランドの垣根を超えたコラボレーション
本作では、「アストロノーツ・シリウス」「エウシュリー」「SAGA PLANETS」「Purple software」「FAVORITE」「Frontwing」「まどそふと」といった美少女ゲームメーカー7ブランドのヒロインたちがカードとなって登場します。ゲームブランドの垣根を超えた豪華なコラボレーションであり、ファンにとってはたまらない作品となっています。
また、多彩なシーンがカード化されており、クリスマス衣装、温泉、浴衣、学生服などなど、デート中のワンシーンや、感動シーンなどがあります。最初にレアカードが手に入りますが、他の選択肢であるカードもガチャを引くことで手に入るため、思い出のある作品などで選んで問題ありません。
「ヒロインメモリーズ」の世界を救え!
ストーリーは、「ヒロインメモリーズ」というゲームの世界の中で、AIが異常なまでに強化され、ヒロインメモリーズのプレイヤーたちも歯が立たず、どんどんユーザーが減ってしまい、このままでは運営が困難になるという、実際のゲームとリンクした展開となっています。
強化されたAIと戦うという言葉通り、序盤から苦戦を強いられます。デッキ構成をしっかりと考えぬき、万全の体制で勝負を挑みましょう。
美少女キャラクターのビジュアルが目立つ本作ですが、想像以上に本格的なカードゲームでした。デッキ構成やスキルの組み合わせを考え、自分だけの最強のデッキを作り、暴走を続けるAI達に立ち向かいましょう。次に「ヒロインメモリーズ」の世界を救うのは、あなたかもしれません。