ザロイヤルパークホテルが「イル・メグ」に！随所にこだわりを感じた「FFXIV」コラボルームをレポート

ザロイヤルパークホテル東京汐留にて、本日3月18日よりスクウェア・エニックスのMMORPG「ファイナルファンタジーXIV」のコラボレーションルームがオープンする。

汐留駅から徒歩1分、新橋駅から徒歩5分の距離に位置するザロイヤルパークホテル東京汐留。2003年に開業し、今年の春には「アイコニック」へのリブランドも決定しているこのホテルにて、本日3月18日より「ファイナルファンタジーXIV」（以下、FFXIV）コラボルーム宿泊プランの提供が開始される。

コラボルームは、拡張パッケージ「漆黒のヴィランズ」にて追加されたマップ、妖精郷「イル・メグ」をイメージした内装となっている。実は、ザロイヤルパークホテルのスタッフにも多くのFFXIVプレイヤーがいるそうで、随所にこだわりを感じることができた。本稿では、丁寧にデザインされたコラボルームやARコンテンツなどを、写真とともに紹介していこう。

部屋に入ると、ピクシー族の蛮族クエストに登場した「ティル＝ベーク」と「アン＝ラド」が出迎えてくれた。室内にはイル・メグのBGMとウェルカムムービーが流れており、ゲーム内で初めてイル・メグを訪れたときの、はやる気持ちが思い起こされる。



色の無いピクシー「アン＝ラド」と桃色のピクシー「ティル＝ベーク」

マウント・グラニに乗ってイル・メグの各所を巡るムービー。

反対側の壁には、額縁に飾られたイル・メグの風景と、我らが妖精王・ティターニアの姿が。ちなみにザロイヤルパークホテルでは、これまでにも他作品とのコラボルームを提供することがあったが、今回のように壁紙を変えるほど大がかりなものは初めてだそう。



かわいくて美しい我が枝フェオちゃん

ガウガウ！

ドォーヌ・メグやリェー・ギア城も。

ベッドには、プレイヤーに大きな衝撃を与えた謎の生物・ジャイアントビーバーが鎮座。奥のソファにはン・モゥ族とフーア族のぬいぐるみも飾ってあり、まさにオールスターである。



筆者には（ようこそ！）と、言っているように聞こえた。


窓にはピクシー族たちが。30階なので見晴らしも良い。

天気や時間帯によっては床に影ができ、とても綺麗なのだそう。

テーブルには多数のオフィシャルグッズも飾られていた。世界設定本にアート本、ずらりと並ぶアクリルスタンドは壮観だ。漆黒のメインキャラクターを前列に、アルフィノとアリゼーは対に、リーンはサンクレッドの隣に……と、配置にもこだわりが見られた。よく見ようと近づいた筆者は、しかし鏡に映った自分の姿に衝撃を受けることになる。



いつの間にか草人にされている！！

実はこれ、遠目で見たときには「なぜ鏡に草人が……」と思ったのだが、なるほどこういうギミックだったのだ。さすが「FFXIV」である。



リダ・ラーン近辺で園芸師が採集できるアイテムの一覧や、壁掛け家具「バタフライスペシメン」も。

ルーム内では、AR対応アプリを用いて楽しめるコンテンツも用意されている。室内の特定の箇所をスキャンすると、全部で7種類のフォトフレームが表示され、一緒に写真を撮ることができるというものだ。さらに時間帯によってレパートリーも変わるとのこと。一度スキャンするとアプリ内に履歴として残るため、チェックアウト後も楽しめる。ぜひ全部見つけて帰りたいところだ。



こちらは持ち帰りOKのオリジナルマグカップ。内側の文字は“I found my friends, Thank you!”だ。

最後に、ホテル内のバー・ラウンジにて提供される、宿泊特典のオリジナルカクテルを紹介する。ちなみにオリジナルカクテルはノンアルコールのため、アルコールが苦手な人でも安心だ。

まずはイル・メグをイメージした「エバーグリーン」。キウイとヨーグルトのスムージーにハーブを飾った、甘酸っぱくさっぱりとした飲み物だ。大きめのアラザンの食感も楽しい。

もう一品は「トリプルカララント」。レモン、ザクロ、ライムの3種類が堪能できる。セットのポーションを入れて飲むのだが、そのままでも甘さ控えめのレモネードのようで美味しかった。このポーションはバタフライピーというハーブティーで、眼精疲労などに効くらしい。ゲーマーに最適な飲み物と言えるだろう。




みるみる色が変わるのが面白い。

鮮やかな赤系カララントに。

さらにクエン酸を入れることで紫系に変化。2度ならず3度も楽しめる。

ランチョンマットとコースターも宿泊特典だ。