EXNOAとガイジン・エンターテインメントは、マルチコンバットオンラインゲーム「War Thunder」において、大規模バトルモード「世界大戦」のサードシーズンをまもなく開催すると発表した。
「世界大戦」サードシーズンは「War Thunder」が有するT-80やレオパルト2主力戦車にMi-24攻撃ヘリコプターとF-104ジェット戦闘機などの兵器による初の現代戦!
この度2020年6月26日(金)に大規模バトルモード「世界大戦」のサードシーズンがまもなく開催することを発表いたしました。「世界大戦」モードは、複数のシナリオが一つのシーズンで構成され、歴史上のさまざまな軍事作戦における戦いの1ページを体験することができます。通常のバトルとは異なり、専用に設けられた司令官による戦略的要素も含み、作戦全体の成否がそれぞれのバトルにおける勝敗に左右され、刻々と変化する戦線に応じて、バトルを行います。
大規模バトルモード「世界大戦」
これまでの2シーズンでは、第二次世界大戦の兵器により歴史的な作戦シナリオを忠実に再現しました。サードシーズンは、20世紀後半に誕生したT-80やレオパルト2主力戦車にMi-24とBo105攻撃ヘリコプターの他、MiG-21とF-104ジェット戦闘機などの地上車両と航空機を利用します。これらの先進的な近現代兵器は、第三次世界大戦の仮想シナリオや第四次中東戦争(ヨム・キプール戦争)における有名な戦車戦を構築するでしょう。
フルダ・ギャップの戦い
冷戦時代、NATO(北大西洋条約機構)の戦略家たちは、第三次世界大戦の可能性についてさまざまなシナリオを研究していました。彼らは、どのような形で、どのように戦争が始まるかにかかわらず、東ドイツのソ連軍は、いわゆる「フルダ・ギャップ」(ヘッセン-テューリンゲン国境とフランクフルト・アム・マインの間にある低地エリア)を通過し、おそらく攻撃するだろうと考えていました。
ここはソ連軍が侵攻作戦の切り札と考えていたワルシャワ条約機構軍による大規模な戦車部隊を運用するのに絶好の場所だったからです。「War Thunder」の世界大戦シナリオ「フルダ・ギャップの戦い」では、フランクフルト・アム・マインを巡って、西ドイツ軍とソ連軍が激突します。
中国農場の戦い
ヨム・キプール戦争とも呼ばれる第四次中東戦争は、イスラエルにおけるユダヤ暦で最も神聖な日「ヨム・キプール」の1973年10月6日にアラブ諸国連合がイスラエルを一斉攻撃して始まりました。10月17日、イスラエル軍は反撃に成功し、エジプトのスエズ運河西岸にたどり着きました。アラブ軍はイスラエル軍を押し戻そうと、イスラエルの地図上で「中国農場」と記入されていた農場試験場の近くで大規模な攻撃を計画しました。「中国農場」とは、イスラエル軍の兵士が日本企業から購入した施設の文字を中国語と勘違いし、地図に「中国農場」と記したことに由来します。
この中国農場での戦いは、第二次世界大戦以降で最大規模となる戦車戦となりました。「War Thunder」の世界大戦シナリオ「中国農場の戦い」では、プレイヤーがソ連製兵器で構成されたアラブ軍か、アメリカ製とフランス製の兵器で混成されるイスラエル軍のどちらかに所属することになります。
現代戦ならではの攻撃ヘリコプターがどのように戦いへ加わるか詳細は近日中にお知らせいたします。数週間以内に「世界大戦」は開戦しますので、公式サイトや公式SNSなどの情報に注視してください。
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