新作オンラインRPG「ロストアーク」オープンサービス直前インタビュー!プレイボリュームや今後のアップデート、運営への意気込みを聞く

ゲームオンが、2020年9月23日にオープンサービスを開始する新作オンラインRPG「ロストアーク」。いよいよ配信直前となった本作について、日本運営プロデューサー・嶋田真人氏へインタビューを実施した。

「ロストアーク」は、特徴的なカメラワークで展開するドラマチックなストーリーや、豪快なアクションで複数の敵をなぎ倒す迫力あるバトルが楽しむことができる完全新作のオリジナルオンラインRPG。美麗なグラフィックやフィールドに散りばめられた数々のギミックによる冒険がプレイヤーを待ち受ける。

いよいよ9月23日にオープンサービスを迎える本作について、今回、日本運営プロデューサーを務める嶋田真人氏へインタビューを実施。オープンサービスへの意気込みや今後の展望などについて聞いた。

――9月23日にオープンサービスが開始となりますが、サービス開始への意気込みをお願いします。

嶋田真人氏:やっとここまで来たかという気持ちと、これからが本番という気持ちが同居していますね。プレイヤーの皆さんには一日でも早く、「ロストアーク」をお届けしたい一心で準備してきました。皆さんを迎える準備を今もしっかりと進めております。ご期待ください。

――従来なら、オープンβテストなど、サービス開始までに安定運用環境を整える期間を置くことが多いと思うのですが、今回、オープンサービスとした意図は何でしょうか。

嶋田真人氏:従来なら、確かに安定性の確保後、商用化とするのがPCオンラインタイトルでは一般的かと思いますが、今回は7月に実施したクローズドβテストでのサーバーの安定性だったり、先行する韓国での運用状況を見た上で、オープンサービスとして運用を開始しても大丈夫だろうと判断しました。先ほどもお伝えしたように、一日でも早く、皆さんにお届けしたいという想いもあって、オープンサービスに踏み切りました。

――今回、オンラインでの発表会をされていました。コロナ禍を鑑みた対応かと思いますが、やってみた手ごたえはいかがでしたか。

嶋田真人氏:NEW NOMALと言いますか、コロナの影響によって、お客様との接し方も今後大きく変化していくであろう過渡期の中で、今回配信による発表会とさせて頂きました。会場を借りての実施の場合、入場者に制限を設けたり、カメラを現場に入れて、その準備模様すらショウとしてご覧いただくことを考えたりと、そのスタイルはさまざま考えられますが、今回、生放送に集中できたことで、ご覧いただいた方に伝えたい事、伝えるべきことをしっかり届けることができたと思っています。

――発表されたCM動画は、オンラインゲームを経験したことのある人にとってはとても共感できる内容になっていると感じました。今回、ターゲットとして、過去オンラインゲームをプレイしていたユーザーを強く意識されているのでしょうか。

嶋田真人氏:PCオンラインゲーム、特にMMORPGをプレイすることで感じられる「実体験」を基にCM動画を構成しました。ご推察の通り、まずは「オンラインゲーム」を体験したことのある皆さんに「ロストアーク」の登場を知らせたいという意識は働きました。

ただ、オンラインゲームもその歴史は10年を超え、20年が経過しようとしておりますので、今までオンラインゲームに触れてこなかった方やスマートフォンのオンラインゲームのイメージを持たれている方には、このCM動画で描かれる体験は新鮮に映ると思います。そういった気づきを動画を見たすべての人に感じてもらえたらと思っています。

――プレイできる範囲に関してクローズドβテストと比較すると、どのくらいのプレイボリュームが追加される形になるのでしょうか。

嶋田真人氏:前提として、「ロストアーク」は皆さんの想像を超えるさまざまなコンテンツが用意されています。プレイアブルキャラクターは4キャラクターを追加、キャラメイク時のパーツ等が10%程追加されていますが、基本的にはCBTからコンテンツボリュームが大きく増えるということはありません。

そもそも一般的なCBTとは違い、ほぼフルスペックの状態でテストを実施しました。テスト中にご参加いただいたお客様の声を拾い集めてもすべてのお客様が「ロストアーク」を遊びきれていない状況ですので、あえて大幅なコンテンツ追加は行っておりません。

――ロードマップについても発表されていましたが、オープンサービス以降、かなりの頻度でコンテンツが追加される様子です。この流れや頻度は年明け以降も続くのでしょうか。

嶋田真人氏:開発元との協議を必要とする内容ではありますが、いつプレイしても楽しい「ロストアーク」であるように進めていきたいと考えています。

――早くも新クラスとしてファイターの上級職「ランスマスター」が、11月に実装されることが発表されましたが、この職業の見どころを教えてください。また、他のクラスの上級職の実装予定も気になるところです。

嶋田真人氏:見どころはやはり、派手なスキル回しと使いやすさですね。初心者でも範囲攻撃、単体攻撃の使い分けが行いやすく、様々な場面で汎用性が高いことが特徴です。他のクラスの上級職の実装予定については、もうしばらくお待ちください。

――天野喜孝氏のイラストは、生放送でもかなりコメントが盛り上がっていました。反応を見た感想をお願いします。

嶋田真人氏:かなり関心を持っていただけたようで、サプライズとして用意した甲斐があったなと思っています。

――今後もこう言った有名なイラストレーターさんを起用したコラボなどは行われるのでしょうか。

嶋田真人氏:前向きには考えたいと思っておりますが、状況にも拠りますし、受けてくれる著名な先生方次第なところがあるかなと思います。コラボにご興味いただける有名イラストレーターの方が居ましたら、是非ゲームオンまでご一報いただければ(笑)。

――本作は、メインストーリーを除くと主要コンテンツがレベル50以降に集中するため、途中で離脱する人もいそうです。何か施策は考えているのでしょうか。

嶋田真人氏:まずはLv50までのプレイを続けてもらえるよう、アイテムの支援などの施策は展開していく予定です。ソロでもある程度進行できるゲームですので、ストーリーをじっくりと楽しんでいただき、マイペースで遊んでもらえれば、あっという間かなとも思っています。

――課金アイテムについて、アバターやペットはもちろんですが、どのようなものが有料アイテムとして購入できるのでしょうか。

嶋田真人氏:生放送でご紹介しましたアバターもそうですが、複数の効果がパッケージとしてセットとなりゲーム進行を手助けしてくれる、いわゆる「プレミアム」や、ゲーム内ショップで使用できる「クリスタル」、そのほか枠拡張など、さまざまなアイテムの販売を予定しています。

――オープンサービスor正式サービスのタイミングで、いわゆるローンチ記念パッケージやデジタルコンテンツといった、お得なパッケージアイテムの販売などを行う予定はありますか? ある場合、目玉コンテンツなどを教えてください。

嶋田真人氏:実際の店舗で販売するような特別・特殊な商品の予定はありません。デジタルコンテンツをセットにしたものは「ロストアーク」のゲーム内から購入いただける予定です。

――サーバーが2つになるということですが、サーバー間の移動は可能でしょうか。

嶋田真人氏:現時点で、キャラクターのサーバー間移動はできませんが、ダンジョンのマッチングや各種取引所は全サーバー共通になっていますので、各サーバーによって経済バランスが異なるといったことはないと思われます。

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