アイスホッケーの試合をしっかり楽しめる!「プラオレ!~SMILE PRINCESS~」先行プレイレポート

EXNOAが2022年3月15日に配信を予定しているiOS/Android/PC(DMM GAMES)向けタイトル「プラオレ!~SMILE PRINCESS~」の先行プレイレポートをお届けします。

「プラオレ!」は、サイバーエージェントとEXNOAの共同メディアミックスプロジェクト。2021年秋よりABEMA、TOKYO MXほかで放送されたTVアニメ「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」は、記事公開(※2022年3月14日)時点ではテレビ東京およびABEMA・ニコニコ生放送で再び放送・配信されています。

アニメの他にもYouTubeでの積極的な動画展開を行い、「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」から生まれた声優ユニット「SMILE PRINCESS」初となる単独公演「SMILE PRINCESS 1st LIVE フェイスオフ!」の開催を3月21日に控えるなど、多方面で展開するプロジェクトの一つが、今回リリースされる美少女アイスホッケー育成シミュレーションゲーム「プラオレ!~SMILE PRINCESS~」です。

元々はアイスホッケーの魅力を伝えたいという想いから立ち上げたプロジェクトということで、本作でもアイスホッケーの試合を中心に楽しめるゲームとなっています。美少女たちが織りなすストーリーの魅力とともに、ゲームの特徴を紹介していきます。

アニメの後から展開する、女子U-18日本代表として奮闘するストーリー

アニメ「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」では、水沢愛佳らがアイスホッケーに出会い、日光ドリームモンキーズに所属して大会に挑むまでの姿が描かれます。そこにはさまざまなドラマがあり、合言葉である「心の絆でパックをつなげっ!」が示す通り、彼女たちは多くの経験を経て、互いの絆を深めていきました。

ゲームはそうした出来事を経て、彼女たちとライバルチームのメンバーたちがアイスホッケーの女子U-18日本代表に選出されるところから始まります。プレイヤーはU-18日本代表チーム「SMILE PRINCESS」のGMとして、彼女たちが世界の強豪チームに立ち向かっていく姿を追っていくことになります。

代表に選出される22名は、さまざまなチームに所属しています。愛佳たちが所属する日光ドリームモンキーズのメンバーはもちろんのこと、アニメの最後に激戦を繰り広げた釧路スノウホワイト、愛佳と彩佳の水沢姉妹、柳田薫子にとっての幼なじみである小野真美が引越し先で加入した西東京アイスラビッツのメンバーも参加。個性豊かなキャラクター同士のやり取りが楽しめます。

キャラクターのボイスはリアクション中心ですが、原作キャラクターデザインをCraft Eggが担当しており、女の子たちのモーションは、キャラクターの特徴が分かりやすく表現されていて魅力的。個人的には愛佳と真美の関係性が好きなのですが、二人が再び一緒にアイスホッケーをできる喜びを表現しているシーンでは、しっかりと表情が反映されている点が印象的でした。

メインストーリーは試合に向けてのやり取りが中心ですが、各チームのエピソードを楽しめるチームストーリーも用意されています。また、キャラクターにプレゼントを渡して親密度を上げることもでき、これによってキャラクターごとのエピソードも楽しめる様子。さまざまな角度からキャラクターを掘り下げていくことができそうです。

意外にも(?)しっかりと楽しめる試合パート

本作のメインストーリーは、合間に差し込まれる試合に勝利することで進行していきます。アイスホッケーをどのようにゲームに組み込むかは筆者も気になるところでしたが、実際に遊んでみると、オートプレイをベースにしつつも試合の流れを楽しめる作りになっていました。

試合に挑むにあたってはチームを編成する必要がありますが、もちろんここではアイスホッケーの試合と同様、各ポジションにキャラクターを配置することになります。各キャラクターにはそれぞれの適性ポジションがあり、合致するとボーナスとしてステータスが20%アップ。もちろんほかのポジションにも配置可能ですが(※ゴーリー(以下、GK)のみ固定)、メンバーが揃っているのであれば適性ポジションでチームを編成するのが良さそうです。もちろん、異なるポジションに同じキャラクターを編成することもできません。

また、実際のリンク上でプレイするのは6名ですが、各ポジションをもう1名ずつ設定しておく必要があります。それぞれ第1セットと第1GK、第2セットと第2GKと表現されるのですが、これは後述するアイスホッケーのとあるルールに大きく影響するため、12名全員の能力が試合を左右すると言って間違いないでしょう。

属性も設定されていて、いわゆる3すくみのような関係になっています。

試合は20分ごとのピリオドを3回行うことになりますが、ゲームにおける時間経過は加速して進行していきます。試合中、キャラクターたちは全てオートで行動することになりますが、スキルを発動するタイミングではプレイヤーが発動の有無を選択できます。

これだけですと介入する要素の少ない印象を受けるかもしれませんが、実はアイスホッケーでは試合中、選手交代の許可を得る必要がなく、自由に選手を入れ替えることが可能です。このルールがゲームでも反映されていて、プレイヤーは任意のタイミングで同ポジションのキャラクターを入れ替えることができるのです。

逆に、なぜ選手交代が必要なのかと思うかもしれませんが、アイスホッケーは常に氷上を動き回るために体力消耗が激しいようで、ゲーム内では相手との接触やスキルの発動などによってスタミナが徐々に奪われていきます。スタミナが残り少なくなっていくと動きも鈍くなっていくため、スタミナの状況を見ながら選手交代の指示を出していくことが勝負の鍵を握ります。特にGKのスタミナがない状況はゴールを防ぎづらくなるため、相手に攻め込まれた場合には特に注意が必要です。

チーム総合力が拮抗した相手との対決は勝敗が読めない部分もありますが、ある程度の戦力差があるとスキル発動や選手交代などをオートで進行しても十分勝利できますし、より早く結果を見たいという人は3倍速でのプレイも可能です。また、クエストミッションを全てクリアすれば、同一の試合はスキップできるので、キャラクターの育成もスムーズです。

本当の意味で細かなルールを全て踏襲しているわけではないとは思いますが、試合開始時や再開時に行われるフェイスオフや、第3ピリオド終了時に同点だった場合に行われるサドンデス方式のゲームウィニングショットも盛り込まれているなど、アイスホッケーのルールをある程度理解できるものになっています。

つい最近もアイスホッケー女子日本代表の試合を中継で見る機会がありましたが、パックの挙動や立ち回りなどのアイスホッケー独特の要素が、ゲームならではのアプローチで表現されています。アニメでも表現の細かやさが印象的でしたが、プロジェクト全体を通じてのアイスホッケーの表現へのこだわりが感じられました。

気になるビクトリーダンスは楽しめる……!?

試合はメインストーリーのほか、キャラクターの育成に役立つ強化試合、ほかのプレイヤーのチームとの非同期での対戦が楽しめるランクマッチなど、幅広く楽しめるようになっています。また、期間限定で開催されるイベントもあるようなので、どのようなシチュエーションで楽しめるのかにも期待したいところ。

育成要素については試合で得られる経験値などでレベルアップするほか、シュート、テクニック、スピード、ディフェンスの各ステータスを個別に強化することも可能です。そのほか、スキルの強化やアビリティの習得を行うことで、より試合で活躍するキャラクターに育て上げていきます。

ここまで多くの要素を紹介していきましたが、アニメなどで「プラオレ!」を知った方であれば、「ビクトリーダンスはないのか!?」と気になるところではないでしょうか。

全く知らないという方に向けて簡単に説明しておくと、ビクトリーダンスは日光ドリームモンキーズの監督である松永羊子が、アイスホッケーにエンタメ要素を取り込もうとして発案した、試合後に披露するライブパフォーマンスです。ちょっと何を言っているのか分からないかもしれませんが、アニメでは計3回にわたって披露されました。

残念ながらゲーム内でこちらの要素は実装されていないのですが、ゲームを進めると開放されるギャラリーでは、アニメの設定資料のほか、アニメで披露されたビクトリーダンスを見ることができます。アニメを見た当時も衝撃を受けたその出来栄えをぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

めっちゃヌルヌル動きます。

いよいよリリースを迎える「プラオレ!~SMILE PRINCESS~」。お気に入りのキャラクターを見つけつつ、アイスホッケーの試合をじっくりと楽しみましょう。

プラオレ!~SMILE PRINCESS~サービス終了

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