2023年11月16日から19日にかけて、韓国・釜山で開催されているゲームショウ「G-STAR 2023」。ネットマーブルが開発するMMORPG「RF ONLINE NEXT」を紹介する。
「RF ONLINE NEXT」は、3種族間のRvR対立を特徴としたSF MMORPG。「RF ONLINE」といえば、2007年から2018年にかけて日本でもサービスが行われていたので、ご存知の読者も多いだろう。
本作は、その「RF ONLINE」の後継作となっており、PCに加えモバイルにも対応。Unreal Engine 5を使って、機械や魔法が共存するSF世界をリアルに表現している。さらに、ひとつの惑星内で体験していた前作の世界観を宇宙へと拡張しており、広大なスケールの戦闘体験が可能だ。
会場ではシングル向けのストーリーモードとイベントモードを体験できたので、プレイフィールをお届けする。
ストーリーモードでは、6種のクラスが用意されており、そのうちPunisher、Phantom、Enforcerの3種を選択することができた。試遊ではロックがかかっていたが、どのクラスも性別を選べるようだ。
原作の世界観に基づき、幼い主人公の体験を描いたシーンからスタート。成長した主人公がノヴァス地域で、ノヴァスに迫った危機を解決するために敵との戦闘に身を投じることになる。
操作は、WASD移動、ジャンプ、攻撃とスキル、ターゲット切り替えとシンプルだ。ロボットに搭乗しての戦闘もあり、ガトリングガンやミサイル攻撃といった強力なスキルで敵を圧倒できる。オートモードも存在しているので、スマートフォンで気軽にプレイする際にも安心だ。
ボスのHPを9割ほど減らすと画面中央にボタンが表示され、ボタンを押すことでフィニッシャーが発動し、迫力あるムービーとともに倒すことができる。
終盤では、巨大な召喚獣や、原作のキャラクターが登場し、この先のストーリーが気になるところで、プレイ終了となった。全体的に多くのムービー演出が散りばめられており、映画の主人公になったかのような感覚でストーリーを楽しむことができた。
ちなみに、画面左のアイコンをクリックすることで、ヘルメットの表示非表示が変更可能で、こだわりを感じた。
イベントモードでは、さまざまなモンスターが出現するポータルに囲まれた閉鎖空間が舞台。計8つのウェーブをクリアすることが目的だ。ウェーブを攻略する度に能力向上といった戦闘を有利にするカードを選択することができる。カードはランダムなものが出現し、状況にあわせて適切なカードを選択しなければならない。
7ウェーブ目になるとロボットに搭乗することができるようになり、最終ウェーブではボスが出現。終盤は敵と入り乱れての激しい戦いになる。会場では簡単に倒すことができたが、サービス時にはシビアな設定になっていそうなので、カードの選択や立ち回りなど、戦略的な思考が求められそうだ。
ちなみに、このイベントモードはクリアが目的ではなく、タイムアタックの意味合いが強い。ブースのステージでもタイムを競い合う催しで盛り上がっていた。
体験できた2つのモード以外にもユーザー同士で協力して挑むワールドボスや、醍醐味である大規模なRvRバトルも用意されている。そのほか、ブースト、ランディング、ホバリングといった飛行システムも存在し、効率的なワールド探索が可能になるようだ。
日本でのサービス情報は得られていないが、韓国向けの公式サイトでは2024年のサービス開始がアナウンスされている。続報を楽しみに待ちたい。
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