ネクソンが2023年11月25日にWITH HARAJUKU HALLで開催したオフラインイベント「マビノギパーティー2023」のレポートをお届け。
マビノギ公式グッズストア「リアルマビノギマーケット」、ゲーム内アイテムの転生ポーションがメニューとなった「出張版マビノギカフェ」、マビノギの世界観が再現された「フォトスポット」など、ファンにはたまらない空間となっていた。
JR原宿駅から徒歩1分のところにあるWITH HARAJUKU HALL。この施設の3階部分にマビノギファンにはたまらない夢の空間が広がっていた。
会場には誰でも入場することが可能で、会場の至る所でファン同士が楽しそうに交流している様子が目に映った。
早くも売り切れ商品が出た「リアルマビノギマーケット」
多くのファンで賑わっていたのは「リアルマビノギマーケット」のエリア。ここでは物販が行われていて、アクリルスタンドやクリアファイルセット、チャンピオンカレーとのコラボ商品などが販売されていた。
さらに、このエリアの中には自由に撮影可能なキャラクターの等身大パネルや12月に発売される商品、ファン同士が交流するための自己紹介カードなどが展示されていた。
ラテアートが楽しめるカフェや世界観を背景に撮影ができるフォトスポット
屋外エリアには、ラテアート付きのカフェラテやゲーム内アイテムの転生ポーション、マスコットが描かれたクッキーが販売される「出張版マビノギカフェ」が出店。数量限定でイベント限定のオリジナルコースターがもらえたこともあり大盛況だった。近くにテーブルが設置されていて、そこで談笑している方も多く見られた。
マビノギカフェの横から屋内に入っていくと、マビノギの世界観で撮影ができるフォトスポットなどが設置されていた。フォトスポット横にはマビノギパーティーやマビノギのロゴ、可愛らしいデフォルメ化されたパンのイラストが置いてあり、一緒に撮影することもできた。
ほかにも、マビノギのスクリーンショット（SS）を展示するエリアがあり、ファンの方が実際に撮った写真を展示していた。自分で応募したものは18時ごろから持ち帰ることができ、ファンの方にとっては特別なものになったことだろう。
na ba naによるオープニングアクトやアップデート情報をお届け
16時からステージコンテンツが始まり、最初に登場したのはna ba naのみなさん。「お婆さんが聞かせてくれた昔の話」、「水面に映る景色」、「女神の翼にキスを」、「Belfast」を演奏し、会場を魅了した。
na ba naによる演奏が終わると、磯村知美さん、佐藤仁美さん、阿曽沼PM氏、マスたまシェフ氏、あーくころ氏、みぇーれ氏が登場。冒頭ではna ba naのみなさんによる演奏について感想を語っていく。MCの佐藤さんからお気に入りの楽曲について聞かれると、マスたまシェフ氏はZERO英雄のエアレンの曲、磯村さんはティルコネイルの曲と理由や思い出を語りながら回答した。
ここで先日GMに就任したうなちゅう氏が「うなちゅう衣装コンテスト」で決まった衣装を着て登場した。ペトロックというフクロウをもとにデザインされた衣装らしく、自分の好きなポイントなどを紹介してくれた。
ひと通りの紹介が終わったところで、1つ目のコーナー「マビノギお悩み相談室」へと移っていく。登壇者は磯村さん、佐藤さん、阿曽沼PM氏、あーくころ氏だ。事前に募集した相談に対し、阿曽沼PM氏が回答していき、あーくころ氏が適度にコメントを入れていくスタイルで展開されていった。
「エタニティプロジェクト」の進捗や次のメインストリームなどのゲームに関するお悩みから「友達を増やしたい！」といったリアルなお悩みまで様々なお悩みが届いていた。中でも、コラボ復刻やコラボカフェなどかなりリアルなお話が飛び出し、とても貴重なことを聞くことができた。
続いては、事前に募集した「マビノギでペットと過ごそうキャンペーン」の優秀賞に選ばれた5作品を紹介していくコーナー。阿曽沼PM氏とあーくころ氏も実際に選ばれたそうで、作品を選んだ選考理由などを語っていた。
ここで一旦ステージは休憩に入り、ステージでは先ほど選ばれた5作品の映像が流れていた。あーくころ氏が選ばれた「おさかなをもらって嬉しいベンガル猫のアツマサ」が流れると、先ほどあーくころ氏がコメントしていたように、ほかの作品に比べるとシュールな作品となっていて、会場も笑いの渦に包まれていた。
休憩を終えると、次は「今年最高の1枚」というコーナーがスタート。登壇者は磯村さん、佐藤さん、マスたまシェフ氏、うなちゅう氏だ。プレイヤーの方が応募したスクリーンショットの中からマスたまシェフ氏、うなちゅう氏が2枚ずつ選んだ作品を紹介していくというコーナーとなっている。
まず発表したのはうなちゅう氏。選んだ作品がこちらだ。
1つ目の選考理由は、「絵として美しく船が1隻ではなく2隻であるところが豪勢な感じでファンタジーっぽさがあったから」とコメント。
2つ目の作品は、後ろ姿の2人を背景にお知らせとして「［友達歴14年］タイトルを獲得した」と表示されているもの。うなちゅう氏は14年前に遊び始めて今でも友達で、今年このタイトルをもらったというコメントを見て、いいなと思って選んだそうだ。
続いてはマスたまシェフ氏が選んだ作品の紹介。それがこちら。
1つ目の作品は、8月16日の「パンの日」にちなんだ写真。マスたまシェフ氏自身も参加し、マビノギらしいイベントだったということで選んだそう。
2つ目の作品は、ユーザーさんが企画した露店を出そうというイベントの1コマ。「自分の中にPCオンラインRPGといえば露店というイメージがあって、このイベントがマビノギらしくもありオンラインゲームらしくもあったので選んだ」とコメントした。
2人が選んだ作品を紹介し終えたところでこのコーナーが終了し、マスたまシェフ氏とうなちゅう氏がステージを後にする。
そして、いよいよ発表されるのはアップデート情報。ステージにはみぇーれ氏が登場した。いつもはマスたまシェフ氏がやっているそうで、MCの佐藤さんと磯村さんと談笑を交わしながら進めていった。
まずはアップデート情報の映像が流れ、新規アルカナとして「ダークメイジ」と「アルケミックスティンガー」の実装が発表された。
はじめに紹介されたのは「ダークメイジ」。魔法×チェーンスラッシュを組み合わせたアルカナ才能で、マナとドルカを融合させた属性魔法が使え、敵の魔法を封じたり敵の動きを制限したりする付属効果を与えられる。
条件は「累積レベル2万以上」「アルカナ関連クエストクリア」「グランドマスター黒魔導士達成」の3つとなっている。
ほかにも、特徴的なスキルやアルカナリンク解放のボーナスなども紹介された。特に「マナピアス」というスキルはピアシング効果を付与できるため、非常に重要なスキルとなるだろう。
次は「アルケミックスティンガー」が紹介された。弓術と錬金術を組み合わせたアルカナ才能で、矢に錬金術の属性を込めて放つことができる。錬金術の4大属性の中から2つの属性を組み合わせることが可能で、全6種類のシナジー効果が特徴。
条件は「累積レベル2万以上」「アルカナ関連クエストクリア」「グランベルナガイドクエストクリア」「グランドマスターシューティングスター達成」となっている。
パッシブスキルである「アルケミックシナジー」が紹介され、火と水を組み合わせた「蒸発」や風と土を組み合わせた「粉塵」など様々な効果が存在するため、戦闘の幅が大きく広がるアルカナだ。
また、アルカナリンク解放も紹介され、「スキル使用時の移動速度上昇効果」や「攻撃対象から離れるほど追加ダメージが発生する効果」などがもらえる。
さらに、新キャラクターであるローワンとロシネが紹介された。ローワンは一緒に暮らしていた祖母が家を出て行ってしまったため、仕方なくアルカナ協会室で働く女の子。極度のめんどくさがり屋だが、魔法の腕は確かなようだ。
ロシネは、ティルコネイルの北にある山スリアブミッシで、山守として山の管理や迷子の案内をしている青年。既にグレンベルナ関連のクエストにも登場しているが、詳しい素性は未知数。
また、アルケミックスティンガーについて、ジャイアントの方はなれるのかという疑問が挙がると、「習得は不可能であるが、関連クエストを進めたりアルカナ総合レベルボーナスを最大まで上げたりできる」と回答した。
ほかにも、「エンチャントの仕様変更」や「特別改造の初期化機能実装」、「ファンタジーライフクラブのリニューアル」などのアップデートも実装予定となっている。最後に今後販売される衣装の一部が紹介され、佐藤さん、磯村さん、みぇーれ氏でどの衣装が良いか語り合っていた。
アップデート情報の紹介が終わったところで、再び出演者がステージに登場し、各々が今回のイベントについて感想を語っていき、ステージは終了となった。終了後は現地で参加した方向けにプレゼントコーナーがあり、パンラップやフィギュアなどがプレゼントされた。
本イベントは大盛況で締めくくられ、ファンにはたまらない一日だったことだろう。今回会場に行けなかった方も、次の機会があったらぜひ参加してみてほしい。
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