ライアットゲームズは、PC向けにサービス中のタクティカルFPS「VALORANT」において、本日6月27日よりEpisode 9 ActIを開始した。
Episode 9 ActIでは、新たなバトルパスに加え、日本時間6月28日に新スキンシリーズ「エヴォリ・ドリームウィングス」が登場する。
エヴォリ・ドリームウィングスでは、それぞれの武器に、チョウのエヴォリ、ネコのルナリ、ネズミのソラリ、ウサギのテラリ、クマのアマリという固有の使い魔が宿る。使い魔はプレイヤーと共に戦いに赴き、プレイヤーの行動に基づいて変化し、動き、感情表現をする。
以下、発表情報をもとに掲載しています
「エヴォリ・ドリームウィングス」スキンシリーズについてデベロッパーのコメント
Q.「エヴォリ・ドリームウィングス」をデザインする際に目標としたことは何ですか?
特に楽しい挑戦となったのは、驚くほど予想外のものでした。それぞれの使い魔(ネコ、ネズミ、クマ、ウサギ、チョウ)をデザインするにあたって、それぞれ際立った個性を意図的に作り出し、その個性を独自の顔の表情で強調することを狙いました。
かわいらしい使い魔が表情で感情表現をする方法をいくつか試したんですが、それぞれに良い点と悪い点がありました。最終的には基本に立ち返り、昔ながらのゲーム開発の小技を採用しました。テクスチャアトラスの検索を使った、マテリアルベースの表現システムです。
このシステムはシンプルながらアーティストにはとても使いやすく、例えばそれぞれの使い魔に独自の口の形をつけることができます。テクスチャアトラス検索を使うことで、形状の試行錯誤を高速で繰り返すことができ、気に入るものができた後は、微調整も簡単でした。アーティストは、手描きする速さでたくさんの形状を試すことができました。新しい形を試したければ、テクスチャを描くだけでいいのです。
このアプローチにより、開発プロセスが合理化できただけでなく、使い魔ごとに完璧な表情を見つけるために実験する余地もでき、本当に生き生きとした表情をつけることができました。特にネズミにはちょっと強気な表情をつけることができて、心から満足しています。
クレジット:ビジュアルエフェクト Lee Bledsoe
Q.「エヴォリ・ドリームウィングス」で伝えたい重要なコンセプトは何ですか?
エヴォリ・ドリームウィングスにはたくさんのインスピレーションの源があります。チームメンバーの多くは魔法少女ジャンルと共に成長して大人となり、今でも大好きです。物語だけでなく、アートや音楽にも、ずっと笑顔をもらってきました。
また、ほめすぎのように聞こえるかもしれませんが、チームメンバーからは毎日、本当にインスピレーションをもらっています。簡単な取り組みではありませんでした──初めて試すことがたくさんあったし、何よりも、私たちと同じようにこのジャンルを大切に思うプレイヤーの皆さんに、きちんとしたものをお届けしたかったのです。
全員がこのスキンシリーズに全力を尽くし、情熱や喜びを注ぎ込みました。このスキンシリーズを通じて、その一部でも皆さんに感じていただければ幸いです。
●クレジット:プロダクトマネージャー Laura Baltzer
Q.「エヴォリ・ドリームウィングス」をデザインした際の、予期せぬ課題や特筆すべきエピソードはありますか?
普通は武器に使い魔はついてこないですからね!このスキンシリーズの最初のコンセプトは美しかったですが、そこには旅を共にする小さな生き物はいませんでした。使い魔たちのおかげでこのスキンシリーズが特別なものとなって、今では彼らなしのスキンというのは想像できませんね。
それに、最初から今のようなかわいい動物だったわけでもないんですよ。使い魔の見た目については、たくさんの様々なバージョンを試しました。元素の生き物、不定形の塊…さらに一時はブルーベリー(スプレーとマップのデカルに登場するもの)までもがコンセプトに登場しました。この最終案にまとまったのは、プレイヤーの皆さんに、自分の性格や感情を使い魔に投影してもらいたかったからです。
ぜひご自分と気の合いそうな使い魔を選んでください。そして使い魔と同じくらい輝いてください!
●クレジット:プロダクトマネージャー Laura Baltzer
Episode 9 Act Iではさらに、コンバージェンス ファントム、バブルポップ クラシック、これはコワい スプレーなどを含む最新のバトルパスも登場します。
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