アクション&ターン性どちらの戦闘も楽しめるドラマティック縁バトルRPG「護縁」先行プレイ!60人を超える英雄から推しを見つける楽しみも

NCSOFTが2024年8月28日に配信予定のiOS/Android/PC向け新作RPG「護縁(ごえん)」。本作の先行プレイ体験会の模様をお届けする。

2023年11月16日~19日に韓国・釜山で開催されたゲームショウ「G-STAR 2023」などで情報が公開されていた、新規IPとして開発中のドラマティック縁バトルRPG「護縁」(当時の名称は「Project BSS」)。出展されていた際にはPC版を試遊したが、他環境でのプレイ感も知りたかったので、今回はスマホ/タブレットを使用してプレイに臨んだ。

なお「G-STAR 2023」での試遊の模様は、別記事で紹介しているので合わせてチェックしてほしい。

本作の物語は、PCオンラインゲーム「ブレイドアンドソウル」の3年前の世界が舞台となっている。「ブレイドアンドソウル」の世界観を活用しつつ、新たな主人公として護縁門の最後の後継者「ユッシ・ユキ」を据えて、彼女の冒険譚が描かれる。3年前の世界ということで、密接につながっているというより、世界観を活用しながら新しい主人公/プレイスタイルで再解釈した新規IPとして挑戦しているそうだ。

実際、ダークな世界観を持つ「ブレイドアンドソウル」とは一転、「護縁」ではキャラクター自体がアニメのような、可愛らしい姿で描かれているため、柔らかい印象を受けた。ゲームを進めていても、コミカルな動きを見せる場面もあり、全体的に愉快で明るい内容となっていた。

もちろん、「ブレイドアンドソウル」をプレイしているからこそ気付ける嬉しい要素などは用意されているが、プレイしたことがない人も十分に楽しめる、入りやすい作品になっていると感じた。

チュートリアルのストーリーを楽しんだ後は、フィールドでの戦闘にも挑戦。本作では1人をリーダーキャラとして操作、他4人をサポート、最大5人の構成で戦闘に挑むことになる。

60人を超える個性豊かなキャラクターたちから選ぶのは大変かもしれない。ただ美男美女だけでなく、モンスターや獣人などユニークなキャラクターたちが揃っており、必ずやプレイヤーの好みに合うものがいるだろう。

ちなみに筆者は、気になるキャラが多すぎて、5人の枠では足らないと思ってしまったほど。その中でも一番のお気に入りはホンビ。現場にいたスタッフの中にもホンビ好きの方がいたようで、ホンビのことがもっと好きになるような細かな設定まで知ることができた。

…編成の話に戻るが、キャラクターはそれぞれ攻撃型、守護型、支援型、戦略型といった役割を持っているほか、属性や近・遠距離などの特性も存在する。これらを考慮しつつ、敵との相性などを加味していくことが攻略のカギとなるだろう。

戦闘では、攻撃や“武功”と呼ばれるスキルのようなものを駆使しつつ、敵にダメージを与えていくわけだが、武功を連続で使用すると使えるようになる“協力技”が、重要なポイントとなる。

戦闘中、敵も武功を使用してくるのだが、この時に協力技を当てると、敵の武功を無効化しつつダメージを与えられる“遮断”を発生させることができる。何度か戦闘をこなしてみたが、この遮断を上手く使いこなせるか否かで、かなり戦闘の難易度や効率が変わっていた。

もちろん遮断についても、チュートリアルでしっかりと説明してくれるので、実際にプレイする際は、しっかりとレクチャーを受け、使いこなせるようになってほしい。

なお、序盤こそ一通りの操作を自分ですべてこなしていたわけだが、ゲームが進行していけば武功や協力技のオート設定も可能になる。どれを手動、どれをオートで行うかといった細かい調整もできたので、こちらも上手く使いこなしてほしい。

「G-STAR 2023」で試遊していたこともあり、一通りの操作を思い出した後には、フィールドを探索してみることに。マップを見るとフィールドボスと呼ばれる敵がいることに気が付き、挑んでみることに。「ちょっと苦戦するかもしれないが、倒すことはできるだろう」と思っていたのもつかの間、一瞬で返り討ちに合ってしまった。

あまりの強さに驚愕しつつ、スタッフの方に尋ねてみると、かなりの強敵らしく、何十人も集まって討伐を目指す敵だったらしい。ちなみに2~3人ほどで挑んだ時は1時間はかかったとのこと。「こういったマルチ要素も用意されているのか」と新たな発見をしつつ、サービス時には絶対にリベンジしてやると心に誓った瞬間だった。

ちなみにフィールドボスにはエリアが設定されているので、戦いを挑んでみて「敵わない!」と思ったらエリア外に逃げることによって難を逃れることができる。

フィールド戦闘を体験した後は、もう一つの戦闘“戦術戦闘”もプレイしてみることに。こちらは主に“心象修練”と呼ばれるコンテンツで行えるものとなっており、リーダー1人、サポート4人のフィールド戦闘とは違い、5人全員で挑む総力戦のようなバトルを楽しむことができる。

行動を一人一人、自分で選択することができ、キャラそれぞれの武功に専用の演出が用意されているのも大きなポイントとなっている。敵との相性を考えつつデッキを組むことはフィールド戦闘と同様だが、戦術戦闘では“陣法”と呼ばれるキャラクターの配置、隊列のようなものも存在する。

さらに心象修練を進めていくと、戦術戦闘をバックグラウンドで実行させながら、フィールドでもキャラを動かせるような機能が開放され、より効率的にゲームを進めていくことができるようになる。

今回は上記までの要素をメインとしてプレイしたが、あっという間に時間が過ぎていってしまった。ただこのほかにも様々なコンテンツが用意されている。それらについての概要は、現場で説明を受けてきたので、その中から特徴的なものをピックアップして紹介する。

説明を聞く中で「これは便利だ!」と思ったのが、さまざまな施設が存在する“家門”にある“修練場”だ。ここでは所持しているキャラクターの中でレベルの高い順に5人が表示される。その下に空欄が表示されているのだが、ここに他のキャラを設定することで、レベルが共有されるようになる。

修練場を利用すれば、入手したばかりのキャラクターでも、すぐに主力キャラと同じレベルまで上昇させることができ、戦線に投入することも可能となる。また本作では、1つの装備を複数のキャラで共有できる機能も存在している。

育成の手間が省けるのはもちろん、どのタイミングでも幅広いデッキ構成を試し、使用できるというのはかなり魅力的なポイントだと思った。

メインのストーリーはもちろん、キャラクターごとのストーリーも充実しており、色々な組み合わせでの展開を楽しめる点も良いところ。他プレイヤーとの戦闘を楽しめる場なども用意されており、コンテンツ的にもかなり豊富に用意されている。

「やることが一気に増えてもわからなくなる…」と思う人もいるかもしれないが、これらの要素はゲームの進行に合わせて段階的に解放されていく。そのたびにしっかりとチュートリアルも挟まるので、しっかりと理解した上で進められていく仕様となるとのことだった。

本作の情報を知った時に「『ブレイドアンドソウル』にあまり詳しくない…」と思って一歩引いてしまった人がいるかもしれないが、そういった人でも楽しめるよう間口が広く、誰でも遊びやすい作品に「護縁」は仕上がっていると、今回のプレイを通して感じることができた。もちろん、既存の「ブレイドアンドソウル」プレイヤーなら細かい要素まで楽しむことができるだろう。

多くの人にぜひとも触ってみてほしい「護縁」は、2024年8月28日にiOS/Android/PCで配信予定。最新情報は公式サイトやSNSをチェックしてみてほしい。

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