「テイルズウィーバー」の20周年を記念したオフラインイベントをレポート!新たな街「ルビコナ」や新ストーリー「外伝6」など最新情報も盛りだくさん

ネクソンのオンラインRPG「テイルズウィーバー」の20周年を記念したオフラインイベント「TalesWeaver Party 2024 20th Weaver」が、8月3日に東京ポートシティ竹芝 ポートホールで開催された。

当日は14時から事前に「優先入場登録」した人を対象に入場が開始されていたが、14時過ぎに会場に着いた時点で外には長い列ができあがっていた。また、会場内もこの時点で多くのファンでごった返しており、あちらこちらでオフラインイベントらしい挨拶が交わされているシーンを見かけることができた。

14時すぎには、会場の外に長い列ができていた。
14時すぎには、会場の外に長い列ができていた。
会場内には、キャラクターたちの等身大パネルが多数展示されていた。
会場内には、キャラクターたちの等身大パネルが多数展示されていた。

イベントスペースとしては大きく分けてふたつのエリアに分かれており、ひとつはメインのステージが行われる会場だ。それとは別にブースも設置。こちらでは、それぞれのユーザーが思いを書き込んで独自の年表を作りあげる「みんなで作るテイルズ年表」や、「フォトスポット」、自分の自己紹介カードを書き込んでユーザー同士が交換できる「交流スペース」のほか、会場内に設置されたゼリッピを見つけてプレゼントがもらえるスタンプラリーのようなコンテンツの「隠れゼリッピ」なども用意されていた。

こちらは「みんなで作るテイルズ年表」。
こちらは「みんなで作るテイルズ年表」。
良くも悪くも、ユーザーそれぞれが体験してきた歴史があるようだ。
良くも悪くも、ユーザーそれぞれが体験してきた歴史があるようだ。
スタンプラリー形式で楽しめるようになっていた「隠れゼリッピ」。
スタンプラリー形式で楽しめるようになっていた「隠れゼリッピ」。

そうした中でも、多くの人が列を作っていたのがオリジナルグッズの販売コーナーとオリジナルコースターが付いてくる限定メニューが楽しめる「テイルズウィーバーカフェ」だった。写真では多くの人が写っているが、それほど大きな混乱もなく人の列がスムーズに流れていた。

ということで、こちらの記事では主にステージイベントの内容を中心にレポートをお届けしていく。

多くの人でごった返していた物販と「テイルズウィーバーカフェ」のコーナー。
多くの人でごった返していた物販と「テイルズウィーバーカフェ」のコーナー。

Lowland Jazzの生演奏でイベントがスタート!

20周年記念イベントのオープニングを飾ったのは、ジャズバンドのLowland Jazzによる生演奏だ。キーボードから始まる静かなナンバー「Tales are about to be weaved」から演奏がスタート。アンビエントな雰囲気の音楽が会場内に流れる中、徐々に作品の世界に没入していくかのような感覚を味わうことができた。

Lowland Jazzの生演奏でステージイベントが開幕。
Lowland Jazzの生演奏でステージイベントが開幕。

その後、「Second Run」、「Year!」と3曲の演奏が終わったところで、今回の登壇者であるMCの佐藤仁美さん、声優の村井理沙子さん、GM暁月氏の3名がステージに登壇。華やかな雰囲気の中、イベントがスタートした。

写真左から、MCの佐藤仁美さん、声優の村井理沙子さん、GM暁月氏。
写真左から、MCの佐藤仁美さん、声優の村井理沙子さん、GM暁月氏。

オープニングに続いて、最初に行われたコーナーが「自由研究発表会」だ。こちらはユーザーから募集した作品の中から、特に優れた作品をピックアップ。今回のステージでは、その中から5つの作品が紹介された。最初に発表されたのは「マーケティングチーム賞」で、受賞したのはなっつさんだった。

こちらは、折り紙でゼリッピを再現した作品となっており、家族で一緒に作ったという微笑ましいエピソードも紹介されていた。

続いて発表されたのは「GM亜リス賞」で、こちらはぴきぽさんの作品が選ばれていた。様々なカラーのにぎやかなゼリッピが再現されており、なかなか見栄えのある作品に仕上げられていた。GMまんなか賞に選ばれたのは、renka@エル鯖さんの作品だ。こちらは、きんぐカーバンクルの表情を見事に再現したぬいぐるみのような作品であった。

続いて発表されたのは、「GM鯱琥賞」で、こちらを受賞したのはガスタンクの投稿用さんだ。なんと同氏は今回のイベントにも参加しており、よくは覚えていないものの作品を完成させるまで17時間ほど掛かったと答えていた。

こちらのコーナーで最後に発表されたのが「GM暁月賞」だ。こちらを受賞したのは、まみそのさんの作品だった。選定したGM暁月氏によると、20周年の歴史を感じる1枚に仕上がっており、それが選ばれた理由だと語っていた。

会場内で最も知識があるのは誰か!?クイズコーナー「テイルズ知識王決定戦」も実施

「自由研究発表会」のコーナーに続いて行われたのが、「テイルズ知識王決定戦」のコーナーだ。こちらは「テイルズウィーバー」の知識を競い合うクイズで、まずは予選で上位5名の参加者を選出。そこで優勝者を決めるというもの。

決勝戦に進むことができた5名の参加者には、歴代キービジュアルポスターの中から好きなものを選んでプレゼントされた。また、優勝者には村井理沙子さんのサイン入りサウンドトラックCDがプレゼントされた。

ちなみにクイズの回答自体は、会場内に表示されていたQRコードをスマートフォンで読み込んで答えを選んでいくという方式が採用されており、簡単に参加できるようになっていた。クイズに正解することも重要だが、早押しの要素も盛り込まれており、回答した秒数が短いほど上位に入るというルールで行われている。


スマートフォンで回答していく方式でクイズが行われていった。
スマートフォンで回答していく方式でクイズが行われていった。

最初の問題は「公式Xのアイコンはリーフゼリッピである」という、一見簡単そうに思える問題だったのだが……なんと回答は○が58パーセント、×が42パーセントと、1問目からほぼ半々に分かれてしまうという波乱含みの状況に。その後に出題された問題もやや難しすぎる傾向だったことから、回答に困るものも多かったようだ。

クイズは全部で10問出題された結果、上位5名が決定。秒数の関係で惜しくも5名には入ることはできなかったが、上位6名までは全問正解という成績を出していたことがわかった。ちなみに1位で選ばれたあねごはださんは、昨年に引き続き今回も1位ということで、すっかり常連となっていたようだ。

予選で選ばれた上位5名による決勝戦が行われた。
予選で選ばれた上位5名による決勝戦が行われた。

この決勝戦はルールが変更され、○×選択式から早押しで答えを回答していくスタイルに。2問正解で優勝。お手つきをしてしまうと1回お休みとなってしまう。こちらも予選の問題と同様に、早押し向きの問題というよりも、やや悩んでしまうものがおおかったためか、なかなか正解が出ず。予選で1位を獲得したあねごはださんも、何度も回答をするもののその度に答えを間違えてしまうなど、やや波乱含みの展開になった。

クイズの出題が進んでいき、1位と2位で予選を通過したあねごはださんとにさん(名前入力を「に」のひと文字にしていたそうだ)がそれぞれ1ポイントずつ獲得。次に正解したほうが優勝となる場面が訪れた。ちなみににさんは、ほとんどの問題を感で早押しして決勝まで残ってきたという運の持ち主だった。そのため、その勢いのまま運だけで優勝を果たすかと思いきや、最後はあねごはださんがクイズに正解し、見事優勝を勝ち取った。

最終的に優勝を果たしたのは、予選を1位で通過したあねごはださんだった。
最終的に優勝を果たしたのは、予選を1位で通過したあねごはださんだった。

原作小説「ルーンの子どもたち」のデジタル化とコミカライズが発表

ふたつのコーナーが終わった後、休憩を挟んで会場内に流されたのがお祝いメッセージだ。こちらでは声優の前野智昭さんや諏訪彩花さん、コスプレイヤーのえなこさんからのメッセージが流された後、原作小説「ルーンの子どもたち」の作家であるジョン・ミンヒ氏からのメッセージが紹介された。

ここで発表されたのが、今年の秋に日本でも「ルーンの子どもたち」のデジタル化だ。こちらは、ウィンターから始まり最新作まで続々で連作される予定である。また、9月中に原作を題材にした漫画もピッコマで公開される予定であることも合わせて発表された。

ジョン・ミンヒ氏からのビデオメッセージが流された後で行われたのが、GM暁月氏からの夏の大型アップデートに関する情報の発表だ。まずはキャラクターのバランス調整が実施されることが発表。こちらは、詳細は後日公開される予定である。また、新規コアマスターダンジョンも追加される。こちらは探索隊の軍営:ライコスと魔法部隊のテロロスが実装される。

メルカルト研究所が改変され、新しいボス討伐モードとしてノーマルとハードコアが追加される。それに合わせて、報酬内容も改変される予定だ。さらに、9月に「ブルーコーラルイルミネーション祭り」が開催される予定である。

続いて8月のキービジュアルが発表。メインのキャラクターに加えて、敵キャラも多く描かれており、ワクワクするような仕上がりになっている。また、新たなに登場する街として「ルビコナ」が発表された。すでにワールドマップ上で確認することができるが、ちょっとしたリゾート地のような見た目の場所となっている。

こちらが8月のキービジュアル。
こちらが8月のキービジュアル。
新たに追加される街の「ルビコナ」。
新たに追加される街の「ルビコナ」。

この新しい街に合わせて新しいフィールドの「八色鳥の丘」と新たなコンテンツ「八色鳥の夢」が追加される。コンテンツのほうは、ルビコナにいるNPCのバルダーに話しかけることで挑戦ができる。入る度にダンジョンの構造が変化し、モンスター討伐やボス討伐、NPCショップ、ギフトマップなどが出現する仕組みだ。入場できるのは1名のみで、週に30回まで挑戦することができる。

新しいダンジョンの「煩わしい怒り/憧れの喜び」が登場する。どちらのダンジョンも「八色鳥の丘」から入場することができ、入る度にマップが決定される仕組みだ。マップを合計5回クリアすることで、ボス戦に挑戦できる。入場自体に回数制限などはないものの、ボスを討伐するごとに「エネルギー保有量」が減少する。エネルギー自体は毎日0時に回復するほか、週に1度だけ回復出来るクエストも用意されている。

「煩わしい怒り」のボスとして登場するアレクト。
「煩わしい怒り」のボスとして登場するアレクト。
こちらは「憧れの喜び」に登場するボスのクラモールだ。
こちらは「憧れの喜び」に登場するボスのクラモールだ。

新しい武器シリーズとして、「フェアリーピタ」が登場。公開された画像は2種類に分かれているが、上部の暗い方が「封印されたフェアリーピタ」で、下側が通常の「フェアリーピタ」である。こちらは、「封印されたフェアリーピタ」を開放することで、通常の「フェアリーピタ」にすることができるようになっている。

「フェアリーピタ」シリーズの獲得方法は、「煩わしい怒り/憧れの喜び」で「封印されたフェアリーピタ」装備を獲得し、それをレアドロップまたはダンジョンクリア報酬でもらえる「オーロラエクスプローラ」を装備に使用する。そのときに、一定確率で「フェアリーピタ」装備が獲得できるという流れになっている。

「フェアリーピタ」シリーズの強化には、「ハーモニックチャント」と呼ばれるアイテムが必要となる。「ハーモニックチャント」は、「八色鳥の丘」にいるNPCのジェリに話しかけて、「ハーモニックデフレート」と呼ばれるアイテムを購入する。それを、「フェアリーピタ」か「封印されたフェアリーピタ」に使用することで「ハーモニックチャント」を入手することができる。さらに、「ハーモニックチャント」を「フェアリーピタ」装備に使うことで、強化できるという仕組みだ。

新しいストーリーとして「外伝6」が実装される。この「外伝6」を進行することで、新たに登場する街の「ルビコナ」に行けるようになるのだ。ストーリー的にはいろいろと気になる部分はあるが、それらは実際に実装された後で自分の目で確かめてみよう!

これらのアップデートは、8月28日に行われるメンテナンスの後から実装される予定だ。

アップデート情報に続いて、ゼリッピマートがリニューアルオープンすることも発表された。オープンは8月5日の18時からで、ドットイラストランダム感バッジやオリジナルイラストデスクマット、キャラクターカードセットなどが販売される予定だ。

また、オリジナルのドットイラストを使用した、キーキャップも販売される。こちらは5個セットになっており、全部で4種類のアイテムがラインナップされている。

今回のイベントで最後に発表された情報が、オーケストラコンサートの「TalesWeaver Concert EP : Anniversary Rhapsody」だ。こちらは2025年1月19日に第一生命ホールで開催され、昼と夜の2公演が予定されている。すでに公式サイトもオープンしているが、さらなる情報については今後の続報を楽しみに待とう。

これにてステージイベントはすべて終了。最後はオープニングに登場したLowland Jazzが登場し、20周年記念楽曲「Eternal Run ~ Tales never ends」の演奏で締めくくられた。なかなか内容盛りだくさんのオフラインイベントであったが、ゲーム自体もさらに盛り上がっていきそうだ。今回会場に行けなかった人も、次回こうしたイベントが開催される機会があったときは、ぜひ参加してみよう!

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