「World of Warships」×「ブルーアーカイブ」コラボレーション記念スペシャルトークショーレポート!

ウォーゲーミングは、海戦アクションゲーム「World of Warships」および「World of Warships Legends」において、8月5日よりiOS/Android向けアプリ「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」とのコラボレーションを開催中(※PC版は8月15日より)。

そして、その開催を記念したコラボレーション記念スペシャルトークショーが、8月10日にNEWoMan Shinjukuで実施され、運営チームでコミュニティマネージャーを務めるseezer氏と声優の井澤美香子さんに加え、「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」からアヤネ役の原田彩楓さん、ノノミ役の三浦千幸さんが登壇した。本稿ではこのイベントをレポートする。

ホシノ役・花守ゆみりさんからのコメント映像も

井澤さんの呼び込みでseezer氏、原田さん、三浦さんが登壇し、早速コラボ内容を紹介。今回「ブルーアーカイブ」から本作に参戦するキャラクターは、砂狼シロコ、黒見セリカ、小鳥遊ホシノ、十六夜ノノミ、奥空アヤネの5名。コラボレーション艦長という形の実装となり、seezer氏からおよそ155ワード前後の台詞を収録していることが明かされた。

井澤美香子さん
井澤美香子さん
seezer氏
seezer氏

ひとりひとりゲーム内の台詞を紹介する場面では、原田さん演じるアヤネ、三浦さん演じるノノミを見ていく時間も。ここでは戦闘開始時のボイスを流したのだが、アヤネについて原田さんは「しっかりものな一面も見てほしい」、ノノミについて三浦さんは「ショッピングに出かけるような(※気分で出撃している)」と語っていた。

また、シロコの台詞には周辺の銀行を探すようなものがあるなど、熱い原作再現に声優陣や会場も大きな盛り上がりを見せていた。

ここで一番最後に紹介されたホシノについては、担当声優の花守ゆみりさんから今回のコラボに際するお祝いコメント映像が届いていた。その中で花守さんは、いつもはのんびりしているホシノだが、今回のコラボではきつい情感にならないよう気を付けつつ、艦長として指示を伝えることを意識して演じたと語っていた。

seezer氏によるとこの映像で花守さんが披露した台詞はゲーム内で使用されているものではなく、その場で読んでくれたものなのだとか。レアな音声になるので、YouTubeなどのアーカイブで一度確認してみてはいかがだろうか。

続いてアヤネとノノミの収録時のエピソードを掘り下げていくことに。原田さんはノノミについて、アビドス高等学校の1年生でありながら他の生徒たちのまとめ役であり、乗り物や機械いじりが好きなキャラクターだと紹介。そんな彼女が戦艦に乗ることになるなんて、きっと喜んだのではないかとも話していた。

そんなアヤネは「ブルアカ」作中でも指示役や補佐役を務めており、今回の台本も違和感がなかったそう。ただ右舷、左舷などの用語の読み方やそのイントネーションに苦労したようで、台本チェック時に辞書やネットを駆使して調べてから収録に臨んだと話してくれた。

原田彩楓さん
原田彩楓さん

ノノミについては三浦さんから、アビドス高等学校の2年生でかなりのマイペースながらとんでもないことを発言するキャラクターだとの紹介があった。収録では緊迫した場面でも「ほんわか笑顔で大丈夫」「語尾に☆がついている感じで」といったディレクションがあったそうで、原作でのキャラクター性を守る形で進んだことがわかった。

(右から2番目)三浦千幸さん
(右から2番目)三浦千幸さん

その後は「ブルアカ」のキャラクターたちを意識してデザインされたコラボレーション艦艇たちを紹介。ノノミを意識した「BA TIRPITZ」、アヤネを意識した「BA TAKAHASHI」、ホシノを意識した「BA MONTANA」の3隻が登場する。

例えば「BA MONTANA」なら、ホシノのオッドアイを意識して甲板が2色に塗分けられているそうで、各艦艇を手に入れたら「ブルアカ」キャラクターたちの要素がどこに取り入れられているのか探してみると面白いだろう。

また、柴大将のパーソナルマークの実装が明かされると、声優陣から口々に「可愛い」との声が。本作では対戦相手の戦艦を撃沈した際に相手プレイヤーの画面に自分のパーソナルマークが表示されるそうだが、seezer氏は撃沈した相手に自分もほしいと思わせたら勝ちだと力説していた。

ルートボックスなども紹介していき、続いてseezer氏のPCで「ブルアカ」とのコラボレーション艦艇や艦長が、どんな風にゲーム内で動くのかを実際に見ていった。

コラボレーション艦長は「ブルアカ」におけるプレイヤーキャラクターである「先生」の隣にキャラクターたちがいて会話しているかのようなシチュエーションになっており、戦況に応じて様々なボイスを聞かせてくれるそうだ。手に入れられたらプレイを重ねて様々なシチュエーションを再現し、キャラクターたちのボイスを確かめてみてはいかがだろうか。

最後に原田さんから「自分の収録した台詞がノイズがかかったように加工されていたり、こういう風に使われているんだと凄く楽しめるポイントがたくさんあった」、三浦さんから「『ブルアカ』で言っていた必殺技の台詞だったりを別のゲームで言えることが楽しかった」とのコメントがあった。

コラボレーション艦艇へかけたこだわりとは

「ブルアカ」声優陣によるトークショーの後は、seezer氏とプロダクトマネージャー imsingle氏による今回のコラボレーションに関するプレゼンテーション。

右からimsingle氏、seezer氏
右からimsingle氏、seezer氏

ここでは、先ほどのトークショーで紹介された「ブルアカ」とのコラボレーション艦艇をさらに掘り下げていくことに。まずノノミをイメージした「BA TIRPITZ」については、甲板に記された「3」の数字が「覆面水着団」から着想を得たことなどを話してくれた。

アヤネをイメージした「BA TAKAHASHI」は、煙突部に彼女の腕章がデザインとして取り入れられていることや、艦艇の前方に蝶のモチーフが採用されていることが特徴。ホシノをイメージした「BA MONTANA」は、誘爆したら危険だという点に目をつぶりつつ、彼女の武器であるショットガンの弾が主砲近くに装填されていることが目を惹く。

その後は、コラボレーションデザインのフラッグやルートボックスについても掘り下げた。ルートボックスには3種類のデザインがあり、開封時にミニガンを発射するものやドローンが上部を運んでいくものなど「ブルアカ」ファンにはたまらない演出がいくつか見られる。この演出を見るために、コラボレーション期間終了後もこのルートボックスをいくつか保持しておくなんて遊び方も面白いかもしれない。

続いて、本作の凄腕プレイヤー・かびぃさんによるコラボレーション艦艇のデモプレイを実施。会場を大いに盛り上げたところで、来場者を対象としたクイズ大会やじゃんけん大会を行い、本イベントは終了の時間となった。

会場隣のスペースでは制作資料などのミニ展示も

以下より、イベント会場のすぐ隣のスペースで実施されたミニ展示のフォトレポートをお届けする。「ブルアカ」のキャラクターたちの等身大パネルや、本作とのコラボレーションにおける台詞が記された台本などが見られたので、本作および「ブルアカ」ファンの方には、当日の雰囲気だけでも感じ取っていただければ幸いだ。

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