【第2回秋葉原PCゲームフェスタ】2011年最新情報満載!中身ぎっしりの「ラグナロクオンラインパーティ&カンファレンス」

サードウェーブ主催の入場無料のPCゲームイベント「第2回秋葉原PCゲームフェスタ」、2日目の12月26日は、ガンホーオンラインエンターテイメントによる「ラグナロクオンラインパーティ&カンファレンス」が開催された。

「ラグナロクオンラインの2011年実装予定の最新情報発表が行われる」と予告されていた本イベントには、入場制限が出るほどの多くのファンが集まった。

オープニングの挨拶&トークで、本日のイベントに急遽、参加が決まったという「ラグナロ娘」の乾 曜子さん、未梨さんらが場を盛り上げた後、続いて、ラグナロクオンラインの日本サービスを統括しているガンホー執行役員 ゲーム事業部オンライン本部長の飯野平氏が登壇。

ゲーム事業部オンライン本部第1企画課の千葉亮一氏と山本兼寛氏も加わり、3人が 「3次職アップデート後の不具合修正とバランス調整」の進捗について説明するコーナー「BOSSの部屋1」がスタートした。このコーナーは、実に20以上の項目に関しての、綿密な進捗報告となった。

本来ならシークレットのままにしたいであろう情報まで極力隠さず、未決定の項目に関しても、ただぼやかすのではなく、最低限、「日本の運営チームはこのようにしたいと考えている」と、いうところまで話すステージ上の3人の姿勢に、真摯さが見て取れる。

実際、現段階ではまだ運営チームと開発チームでの調整中の事柄が多く、どうしてもユーザー間の間で“伝言ゲーム”のようになりがちなネットメディアにおいて、確定に至っていない情報が独り歩きしてしまうのは、危険なことも多々ある。本記事では詳細を述べるのは次の機会に譲ることにしておこう。

続いてのコーナーは「ラグナロクオンラインカンファレンス」。ゲーム事業部本部 オンライン本部 第一企画課の中村聡伸氏が登壇し、前コーナーから引き続いての参加となる千葉氏とともに、ラグナロクオンラインが予定する最新情報を発表した。

(主に)2011年実装予定・最新情報トピック

ワールド対抗戦(詳細来春発表予定)

現在の攻城戦の下位に位置するPvPコンテンツと、上位に位置するGvGコンテンツを追加するとのこと。ワールド内の予選を勝ち抜いた代表ギルド同士が戦うというシステムになるらしい。また、SNSとの連動で、SNS上から戦局の確認や応援もできるシステムも考慮中とのことだ。

ミッドガルド拡張

現状、アップデートが異世界に集中してしまっているため、ミッドガルドで楽しめる更新要素を入れたいと開発チームに提案。結果、「イズルードダンジョン」の拡張が予定されることとなった。日本サービスでの正式実装予定日は現状では未定。また、イズルードダンジョン最下層階は韓国では「ネットカフェ専用ダンジョン」であったが、日本サービスでは韓国と同じ仕様にはならず、自宅のPCからでも遊べる予定だ。

生体工学研究所04

客席のどよめきが特に大きかったのがこの要素。2-2次職群をベースにする新規モンスターの登場を計画中。「生体工学研究所03」は各モンスターの強さが特徴であったが、「04」は他モンスターとの連携の強さが大きな特徴となるらしい。

新オリジナルストーリークエスト

2011年秋に始動予定のオリジナル長編クエスト。舞台はミッドガルドとなることが濃厚だ。

ルーンナイト新グラフィック実装!

予想外のサプライズ報告。なんと実装日は、イベント当日の12月25日、すなわち今日だ。公式サイトでの反映は明日以降になるそうだが、ゲーム内ではすでに新グラフィックとなっているはず。

12月28日から来年の1月25日までの間は、ルーンナイトの服染色が無料となる「イメチェンキャンペーン」も実施される。他のクラスに関しても近日、リニューアルがかかるクラスが出てくるかも、とのことだ。

ローカルマップ第7弾「デワタ」アップデート

インドネシアをモチーフにしたマップ。「ナシゴレン」などのインドネシアっぽいアイテムや武具などが登場する。

21種の追加モンスターカード実装

韓国では「Episode14.1」の際に追加となった追加モンスターカードが、2011年の第1クウォーターに実装される。

「マランアイランド」実装予定!

猫の手商会の猫たちが遭難した、なんだか肉球っぽく見える島。ミニゲームなどの他、新エンチャントシステムが実装予定。当然、新モンスターも……!?

ノービス、スーパーノービス限界突破アップデート

ベースレベル150までアップ可能に。スキルも魔法系を中心に28種が追加される。この報せには、かなり客席が沸いた。

2Dレイヤーシステム、コスチュームシステム

2Dレイヤーシステムでは、頭装備のみの反映だったグラフィックが、“肩にかける物”も見た目に反映されるように! コスチュームシステムは逆に、装備した頭性能を維持したまま、グラフィックは違うイメージにチェンジできる機能。ただし、攻城戦などでは、相手の見た目で強さが分からないと困ることも多々あるので、その辺りは調整される可能性もあるようだ。

モバイル&スマートフォン

2010年3月にiモードでサービス開始した「ラグナロクオンライン Mobile Story」だが、12月よりAndroid版がソフトバンクモバイルより基本無料でスタートしている。2011年も引き続き、どんどんアップデートしていくとのことだ。

クリスマスイベント&お正月イベント

クリスマスイベントは、「見習い天使の祝福」を合計50000キャラがゲットしたら新年1月4日からの「経験値1.5倍キャンペーン」が「2倍キャンペーン」となる。掲載している図では祝福をゲットしたキャラクターは2万弱となっているが、26日のイベント中にはすでに3万人以上となっているということなので、まだ祝福をゲットしていないキャラクターを持っているプレイヤーはすぐさま追い込みをかけよう!

RJC2011ギルドエントリー開催決定&RWC2011企画進行!

盛りだくさんなアップデートの予定情報公開の後も、休憩時間を挟んでさらに楽しいイベントが続く。「ラグナロ娘」の乾さんと、未梨さんが再びステージに登場し、4択のクイズ問題が次々と出題される「ラグナロク検定」がスタートした。

ゲーム内のレアアイテムを中心に豪華プレゼントが当たるとあって、客席も白熱。基本的には1問誤答するとアウトとなるこのクイズ、ほとんどの人が正解する簡単な問題から、逆に多くの脱落者を作った難問まで、難易度がかなりごちゃ混ぜでどんどん出題される。最終的に、30人の観客にプレゼントが配られた。

続いて行われた「BOSSの部屋2」は、「BOSSの部屋1」での進捗報告を受けた観客から、休憩時間の間に集められた質問に、飯野氏、千葉氏、山本氏が答えるといったコーナー。かなり突っ込んだ質問も寄せられていた。未確定の事項が多く、言い切る形での解答ができない質問もそれなりにあったが、これは致し方のないところだろう。

最後は(ほとんど強引に)主催のサードウェーブからPCを提供してもらってのじゃんけん大会でイベントは終了。かなり濃密なイベントとなった。

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