トイ・ウォーズ、まもなく待望のOBTで追加されるモードやマップ、ゲームパッド対応なども明らかに!ハルヒのSSも!?先行テストプレイと運営インタビューを実施

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、「トイ・ウォーズ」において、オープンβテストを目前に控え、報道関係者に向けた先行テストプレイと運営インタビューを実施した。

今回プレイすることができたクライアントは、これから始まるOBTバージョンとなる予定のもので、日本独自の展開となる「2D・3Dチュートリアル」や、豪華声優陣が演じる「ボイスセレクトシステム」、オープンβテストで追加になる新たなモードやマップ、アバターに加えゲームパッドを使ったプレイやクラン戦を先行して体験することができた。

オープニングムービー

本作では、ゲームクライアントを立ち上げるとオープニングムービーが流れる。楽曲には既報の通り、「ゆいかおり」が歌う「Shooting☆Smile」が起用されている。また、ムービー自体はこれから番組がスタートするのではないかと思わせるような、ポップな楽曲にもとてもマッチしているアニメーションが、今までのオンラインゲームにはない新鮮さを感じた。

2Dチュートリアル

初回ログイン時にロビー内に移行すると2Dチュートリアルが始まる。2Dチュートリアルは本作の舞台である「日向高校フィギュア部」の世界観や、フィギュアシリーズの紹介、購買部(ショップ)の利用方法など、「トイ・ウォーズ」の登場キャラクターを通じて説明してくれる。

このチュートリアル部分では、アドベンチャーゲームのようにたくさんのキャラクターが登場しながら進行する。驚いたことになんとフルボイス仕様、キャラクターの表情もしっかり変化するぞ。背景などのアニメーションも手を抜かずに描き込まれており、ストーリーを追うのも楽しくなりそうだ。もちろんスキップ機能も搭載されている。声優さんの演技もハンパではないので、ぜひじっくりと堪能してもらいたい。

声優キャスティング

案内人:藤原啓治
彩川鳴実:佐藤利奈
葉霧祐介:岸尾だいすけ
春日永遠:石原夏織
神野琴音:大原さやか

ナルミ一号機:小倉唯
ヤマト:岡本信彦
レボルト:若本規夫
ナイトメア:悠木碧

3Dチュートリアル

そして、アドベンチャー形式の2Dチュートリアルが終わると、そのままアクションパートでのチュートリアルに繋がっていく。ストーリーを追いながらかつアクションのレクチャーも同時に受けることができるので、ゲーム初心者でも安心してプレイスタートすることができる。ちなみにTPSの基本操作を教えてくれるのは「レボルト」である。しっかり覚えるのだぞ!

3Dチュートリアル内容

  • 移動訓練
  • しゃがみ移動訓練
  • マシンガン訓練
  • ダブルジャンプ訓練
  • ライフル訓練
  • バズーカ訓練
  • 近接武器訓練
  • グレネード訓練
  • ショットガン訓練
  • ガトリング訓練

新アバター・アクセサリーの着せ替え

購買部(ショップ)にて、OBTから実装される新アバターの購入が体験できた。さらに新アクセサリーも今後実装予定ということだ。購買部で販売しているアイテムは、ShopPointアイテム(課金で購入できるアイテム)、ToyPointアイテム(ゲーム内通貨で買えるアイテム)の2種類が存在する。

アバターで変更できる箇所は、ヘアー・顔・上半身・下半身・足・手袋・靴と自由に変更することができ、プリンセスタイプでは、正統派の制服系や少女系はもちろん、ポップなソックスや靴などもラインナップ。ブレイカータイプではマウスやガス缶、スイッチなど身近な機械がモチーフになっており、シリーズで揃えるとカッコイイ。そしてディーヴァタイプでは、ゴスロリスタイルやガールズロックバンドのようなコスチュームが中心、かなりセクシーな容姿にすることも可能だ。

また、アバターやアクセサリーはそれぞれに移動速度や体力などに補正がかかる設定のものも多く、バトルでより有利になるようにカスタマイズするのもいいだろう。購入した後は、インベントリにて自由に付け替えが可能なので、存分に楽しもう。

声優ボイスの変更

インベントリのキャラクター選択画面では、「ボイスマーク」を選択すると各キャラクターにつき3つのボイスが選択できる。ボイスは無料で、いつでも自由に変更できるので気分に合わせて好きなモノを選んで出撃しよう。また、本作の特設ページではボイスを聞くことができるぞ。

新マップ「バトルジオラマ」

「ロビー」>「ルーム作成」>「マップ」選択にて、OBTより実装される新マップ「バトルジオラマ」を今回は体験してきた。このマップは「フィギュアたちの戦争」をイメージしたものとなっており、よりFPSの戦場マップに近い造形となっている。

マップ内は崩壊した建物と散乱したがれきが多く、死角も多い。もちろんマシンガンやショットガンで近距離で早い決着をつけてもいいが、マップ内のジャンプポイントを利用して敵の位置を知り、遠距離からライフルで狙うのもアリかも。また、地下道や抜け道も多く、敵の裏に回ることも可能だ。直線で狙えるポイントも多いので、初心者はまず敵を見つけたらバズーカを撃ちまくる火力重視の攻撃も有効だ。

新モード「サボタージュ」

続いて、「ロビー」>「ルーム作成」>「モード」選択にて、OBTより実装される新モード「サボタージュ」を体験した。「サボタージュ」モードは殲滅戦方式で、一度やられてしまうと次のラウンドまでは復活できないモードとなる。

また、このモード限定で、取得すると敵の場所を仲間全員に教えることができる「スキャンアイテム」という夢のアイテムが特定の場所に出現する。制限時間ギリギリで出現するアイテムだが、一気に形勢逆転できるチャンスとも言えるのでしっかり奪いに行こう。

映画「涼宮ハルヒの消失」のアバターを公開

以前紹介したとおり、今年2月に公開された映画「涼宮ハルヒの消失」と「トイ・ウォーズ」のコラボレーションが決定しており、アバターとして「涼宮ハルヒ」「長門有希」「朝比奈みくる」の衣装を使用することができる。今回特別にそのアバターを装備したキャラクターのスクリーンショットを撮影することが許可されたのでたっぷりと紹介しよう。

ゲームパッドにも対応!驚きの操作感を実現

OBTで実装されるポイントとして、重要な「ゲームパッド」の対応も体験。FPSやTPSなどでゲームパッドに対応しているタイトルはあまりなく、果たしてパッドで戦えるのだろうかと、半信半疑だったがプレイしてみて驚き!コンシューマタイトルと遜色のない操作感と安定感。任意でボタンの設定も可能なので、WASDでの移動や、キーボードでゲームをすることに不安を感じているユーザーでも、簡単に遊ぶことができそうだ。

インタビュー

CBTを経てさまざまな調整が行われ、まもなくOBTを迎える「トイ・ウォーズ」。これまでチームの結成から約1年余りにわたる開発を続けてきた、ゲーム事業部オンライン本部「波光 正俊」氏と「齋藤 和寛」氏にお話を伺うことができたのでお伝えしよう。

Q:H.A.V.E Onlineを日本向けにカルチュアライズしたときに苦労した点はありますか?

波光氏:もともとの韓国「H.A.V.E Online」の世界観では、フィギュアのみが戦うという設定だったのですが、日本の市場においてはコンテンツの消費が早く、そのままのタイトルを持ってくるだけでは弱いと感じました。またフィギュアの持ち主やフィギュア部といった設定を追加し、よりカジュアルな学園ものを作りこむことが大変でしたね。キャラクター設定だけでもかなり細かく作り込んでいます。下準備として、声優の起用やゲームパッドの対応も大変でした。タイアップに関しては早い時間から企画して練っていましたね。

齋藤氏:本作のコンセプトは日本の市場では受け入れられるとは思いましたが、バランスを調整することが大変でした。「初心者とFPS・TPS上級者の共存」がテーマとなりました。世界観の構築やキャラクター設定など細かい調整で約1年近く費やしましたね。

Q:CBTでのユーザーの評価や要望を教えてください。

齋藤氏:「トイ・ウォーズ」の特徴の中で一番認識されているのはキャラクター性でした。また、変えて欲しいという意見が多かったのは「スナイパーライフルが強すぎる」といったバランス面に関することでした。現在OBTに向けてその点は調整しています。移動速度や武器の切り替え速度も調整しています。

齋藤氏:本作は基本的に「前線で戦う」ゲームだと思っています。近接武器を振り回しながら突っ込んでいく遊び方もアリですね。移動しながら攻撃できますしね。

波光氏:近接武器も「チェーンソー」など見た目通りの武器やネタ武器なども企画しているので期待してください。ちなみに開発中は自分は近接武器を使っていました。

齋藤氏:とにかく全部の武器をどんどん使ってもらって自分に合うものを見つけて頂ければと思います。

Q:今後のコラボレーションについて

波光氏:実は「フィギュア☆スター」というシリーズを企画しており、3月に「涼宮ハルヒの消失」、5月に「ストライクウィッチーズ」とのタイアップを予定しており、2~3カ月に1度の実装を予定しています。また第3弾も期待に添えるようなコラボレーションを考えているので楽しみに待っていてください。

ではリアルフィギュア化も…?

波光氏:キャラクター「ナルミ一号機」と「レボルト」のフィギュア化は考えています。

カンファレンスで登場したレボルトのフィギュア(着ぐるみ)は良くできていましたね。

波光氏:ありがとうございます。あれは特注で制作したもので、「特撮ヒーロー」の衣装を作っている会社に依頼したものです。中に入っていた人もプロのアクターの方でした。今後のイベントでも登場すると思いますのでかわいがってください。

Q:正式サービス後にクラン同士などで頂上決戦なども?

波光氏:近日発表となりますが、クランシステムが実装されます。まずネットカフェでのイベントを実施し、ガンホー主催でのイベントも考えています。ラグナロクの「RJC」のような大きな大会も開きたいですね。

Q:ゲームパッド対応について

波光氏:企画案は早いうちに出ており、新規のユーザー様が始めやすく、遊びやすいように、楽しみ方の幅を広げて提供するためにゲームパッドを対応させました。開発側ではもともとWASDでの操作が慣れている人は最初違和感を感じたみたいですが、社内の広報や総務など、キーボード操作でのゲームをやったことがない人はとても新鮮に感じたようです。

Q:武器のカテゴリについて

齋藤氏:現在実装されている7種類のカテゴリは増やさず、武器の種類が増えていく予定です。火炎放射器のようなものも考えています。また武器自体とのコラボレーションも実装を予定しています。

Q:ラグナロクやECOとのタイアップは?

波光氏:ぜひしたいですね。おそらく近いうちにタイアップはすると思います。相互のユーザー様が楽しめるような企画を考えています。もちろんキャンペーンやイベントも考えています。

Q:OBTに向けてユーザーに一言お願いします。

波光氏:今までFPS/TPSを楽しんでいたユーザー様はもちろん、はじめてこのジャンルを遊ぶ方や女性も楽しめるように作っていますのでぜひプレイしてみてください。また、FPS/TPS業界全体を盛り上げていければいいなと思っているので、ぜひ宜しくお願いします。

齋藤氏:ちなみにライバルのようなキャラクターなども出てくるかもしれません。アニメ番組のようにシリーズが続いていきますね。まずはとにかく遊びまくってください!

ありがとうございました。

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