イラストも日本オリジナル!手軽だけど奥が深い!ブラウザ戦略シミュレーション「三国千軍伝」オープンβテスト開始!インタビューも紹介

崑崙日本は、2011年7月20日にオープンβテストを迎えたブラウザ戦略シミュレーション「三国千軍伝」について、美麗なグラフィックやキャラクターデザインなどのゲームの詳細情報や運営プロデューサーへのインタビューを公開した。

美麗なグラフィック

ブラウザゲームは手軽に遊べるのが魅力だけど、グラフィックがいまいち…とお思いの方、「三国千軍伝」は違うのだ。流れる白い雲、緑の大地に落ちる雲の影、城と城をつなぐ街道までがリアルに再現され、まるで風景画を眺めているようなワールドマップや、古代の街並みが水彩画風に描かれた城画面で、リアルな世界観を再現している。

しかし、本作の舞台は三国志の乱世…この美しい世界でも毎日戦争が起こっている。一日も早く天下を統一して、世に平和を取り戻そう!

漫画風のキャラクターデザイン

専門イラストレーターがデザインした漫画風の顔グラフィックで、武将登用にコレクションの楽しみが加わった。本作には、三国志ゆかりの実在武将やオリジナル武将が百人以上登場。

イケメン武将や美少女武将から、渋いオジサマ、お姉さま系まで、あなたの好みの武将がきっと見つかる。お気に入りの武将を仲間にして、天下統一を目指そう!

戦場マップは懐かしのドット絵風!?

部隊が戦闘を行う戦場マップは、懐かしのレトロゲーム風となっている。戦闘はリアルタイムで進行し、ファミコンのドット絵のような兵士たちが画面内を移動して戦い、武将のスキルが発動すると華麗なエフェクトとともに敵をなぎはらう。刻一刻と変わる戦況から目が離せないぞ!

クールごとに変わるシナリオ

本作では、三国志ゆかりの多くの勢力が登場するが、勢力の組み合わせはワンクールごとにが変わる。例えば、今クールの勢力が、「袁紹、曹操、劉備、孟獲」の場合、プレイヤーはこの4勢力からひとつを選び、同勢力の仲間たちと力を合わせて、領土拡大と天下統一を目指す。クールごとにいろいろなパターンの覇権争いを体験できるのも大きな魅力だ。

歴史が変わる!?

三国志の史実上では、多くの群雄たちが天下統一を志して争ったが、最終的に中原が再統一されるまでは約100年の歳月が必要だった。

もし三国時代の群雄の誰かが天下を統一していたら…。歴史ファン・三国志ファンなら一度は考える「歴史のIF」を、「三国千軍伝」で実現できる。勢力や軍団の仲間たちと力を合わせて、サーバー内の全ての勢力を統一することが本作のゲームプレイの最終目標。自分の活躍で歴史が変わる瞬間を、体験してみよう!

便利な建設モード

資源生産や兵士募集に必要な施設の建設には一定の時間が必要だが、同じレベルの同種施設を一度に建設できる「一斉レベルアップ」や「加速」などの便利な機能が用意されている。また、建設残り時間が5分以内の場合は、無料で「即完成」!サクサクと施設を建設して、スピーディなゲーム展開を楽しもう。

「三国千軍伝」をこよなく愛する崑崙日本株式会社運営チーム「駒形 重紀」氏にインタビューを敢行。ゲーム内容はもちろん、タイアップとなるウェブラジオや開発チームの苦労したポイントなどを語ってもらったので紹介しよう。

運営チーム

コラムゲーム運営プロデューサー「駒形 重紀」氏

――「三国千軍伝」のアピールポイントを教えてください。

駒形:本作はブラウザベースの戦略シミュレーションゲームです。このようなタイプのゲームは他のメーカーから数多くリリースされているんですが、「三国千軍伝」では他のタイトルとの差別化を図り、グラフィックを良くある「リアルな描写の三国志」ではなく、かわいい日本市場に受けるようなイラストに、すべてを新規で描き下ろしています。

――胸が大きいのも…(笑)

駒形:ええ(笑)。マーケティングリサーチの賜物です。

――本作の日本でのサービスに向けて大変だった点は?

駒形:崑崙日本で三国志をモチーフとしたタイトルをリリースするのは、本作で3作目なので、既存の2タイトルと差別化を図るにはどうしたらいいかと悩みました。まずは100人以上のキャラクターの見た目を変更するというところで、絵柄や絵師をどうしたらいいかを考えるのに苦労しました。開発側では、日本語に翻訳した場合、どうしても文字数が多くなってしまうので、表現を変えて調整するのが大変だったということです。

――開発期間は?

駒形:ローカライズで1ヶ月、ゲームの開発そのもので3ヶ月くらいですね。中国では数十人で開発をしていました。

――戦場マップはレトロゲーム風ですが?

駒形:もともと中国での開発の時点からレトロゲーム風でした。若干見劣りはするとは思うんですが、3Dでバリバリ動かすと、どうしても動作が遅くなるので、ブラウザで昔のPCでも動くように調整しています。お父さんのお下がりのPCでも安心です(笑)。特にPvPなどの上から俯瞰視点で、小さいキャラの大部隊がわらわら戦闘をしている様を表現する為に、ドット絵を採用しました。

――ゲーム初心者におススメの遊び方は?

駒形:キャラクター作成をしてゲームを始めると、すぐにチュートリアルが始まるので、一通りそこで「ゲーム内で何をしたらいいか」などを覚えることができます。もし途中でわからなくなっても、ゲーム内のミニコンテンツとして「三国千軍伝クイズ」が実装されており、ゲームルールや攻略情報などが出題され、そこで復習をすることができます。オンラインゲームを始めたばかりの人にとっては他のプレイヤーとの交流がしにくいと思いますが、良い意味で1人でも十分に楽しめるようになっています。

――中盤になっていくと建築時間がかかりますよね?

駒形:そうですね。徐々にコストや時間もかかります。ただ、1つの荘園を育てるだけではなくて、占拠した街に荘園を作ったり、食料を生産するためだけの荘園を作ったり…と、1プレイヤーが持てる荘園はかなり多いので、好きなように楽しんでほしいですね。

――キャラクター以外のグラフィックは中国版のままですか?

駒形:そうです。もちろん世界観は三国志時代の中国で、さまざまな建物が登場します。近代的な建物は今のところ登場しませんが、戦国時代や日本の昔の民家やわらぶき屋根の家など、時代背景を大事にしながら今後の実装を検討していきたいと思います。

――「時短アイテム」は課金以外ではどのように入手できますか?

駒形:ゲーム内で「山賊討伐」や「宝探し」などのクエストで入手できる可能性があります。

――CBTを終えてユーザーの声はどうでしたか?

駒形:大きな問題はなかったんですが、頂いたご意見で「ルールがわかりづらい」「UIが親切ではない」など、細かい調整が必要な箇所はありましたので、今後調整していきたいと思っています。

――本作で「ぜひここは遊んでほしい」というポイントは?

駒形:せっかくのオンラインゲームですので、他のユーザーと協力して領土を攻めたりと多人数でいろいろな駆け引きを楽しんでほしいです。人数の限られたCBTでも部隊チャットなどで活発にユーザーさんが交流していましたよ。本作ではじめてできたコミュニティが盛り上がっていたのが嬉しかったです。

――続編などは?

駒形:続編といいますか、今後のアップデートで武将の数が増えていったり、荘園の建物の種類を増やしたりとかは計画しています。キャラクターボイスなどは音声データを数多く実装すると重くなってしまうので、動作環境に影響が出ない範囲で検討していきます。

――インターネットラジオステーション「音泉」とのタイアップの経緯は?

駒形:もともと崑崙日本×音泉タイアップ番組なので、「三国千軍伝」だけをプッシュするのではないんですが、CBTで頂いたご意見に対して、公式サイトだけではなく、ウェブラジオや「ニコニコ生放送」でもゲーム画面を交えてお伝えできればいいなと思っています。

――ユーザーの声がラジオや生放送で発表されるかも??

駒形:ええ。そういったご意見が多ければ実現したいと思います。

――正式サービス後のキャンペーンなどは?

駒形:サービス直後は7つのイベント・キャンペーンを予定しています。ゲームルールを覚えながら達成できたり、掲示板に書き込むとアイテムがもらえたりとさまざまなものがあるので序盤のスタートダッシュにぜひ参加してみてください。

――モバイル版の予定はありますか?

駒形:実は、スマートフォンやフィーチャーフォンなどでも遊べるモバイル版を企画中です。出先でもモバイル端末で自分の建築の状態などを確認できるようにしたいですね。公開時期については、なるべく早い段階でリリースできると思います。

――武将のバリエーションについては?

駒形:歴史に名を残すような武将は三国志の世界にたくさんいるんですが、やはりそれにも限度がありますので、「劉備」のパワーアップ版「超・劉備」など架空のキャラクターや別バージョンも実装したらおもしろいかもしれないですね(笑)。

――アニメ作品とのコラボレーションなどは?

駒形:もちろんありですね。作品によっては相性は悪くないと思います。キャラクターイラストを有名イラストレーターさんに描いてもらったり、マスコットキャラクターとのコラボもありえるかもしれませんね。

――ユーザー参加型のコンテストなどはありますか?

駒形:現在は予定していませんが、個人的には「僕の考える最強武将」コンテストがやりたいですね。もちろんステータスは調整しますが、イラストの得意な人には自分で書いてもらったり、イメージだけを弊社にいただいてイラストにおこす…などユーザー参加型も実現したいですね。とにかく些細なことでもいいので運営にご意見を頂けると嬉しいです!

――ユーザーに向けてメッセージをどうぞ。

駒形:「三国千軍伝」は良い意味で従来の「史実を辿っていく」といった概念を打ち破った作品にしようと思っています。三国志が好きな方はもちろん、そうでない方もこのゲームをきっかけに三国志に興味を持っていただけたら嬉しいです。また、PvPなどで他のプレイヤーと交流をしながら、「こういう機能が欲しい」「ここを直してほしい」などのご意見をお寄せいただければ随時検討します。弊社の強みとして「スピード感のある開発」が挙げられるので、期待しながら末長く楽しんでいただければ幸いです。

――ありがとうございました。

三国千軍伝サービス終了

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