アルティは、『ワールド・ネバーランド』において、11月28日より冬のイベント「ルキア祭」を開催する。
ルキア祭イベント開催
ゼーン大陸の冬のイベント「ルキア祭」のお知らせです。ルキア祭では、以下のイベントの開催を予定しています。
日時
2007年11月28日~12月12日
場所
ラン国 ラスゴウ・ロンダ・マニョール・サンスフィールド
内容
期間中、ラン国各地に女神からの贈り物とされるルキアの木が出現します。一本の木にもかかわらず様々なものが収穫できるルキアの木。何が取れるかは自分達で確かめてみよう!こども達でも何か取れるかも?
ルキア祭とは?
ルキア祭とは、毎年冬になる前に行われる歴史ある祭です。本来はオージー教の儀式でしたが、現在は世界の各地で行われています。
毎年この時期になると、女神からの贈り物とされるルキアの木が出現します。
この木が生えてくるのは、その地方に豊穣の女神ルキアがやってきたという印であり、住民はこれを合図に町中で楽器の演奏を弾き鳴らし、歌や踊りで女神の訪れをを歓迎します。
豊穣の女神ルキア
豊穣の女神ルキア(Luxia)は、元はオージー教の聖者です。ルキアは開拓初期にゼーン大陸へ渡り、その生涯のすべてを荒野を切り開く事にささげました。
彼女は開拓民たちがよりつくこともしない未開拓地にすすんで赴き、いかなる苦難にも屈しない闘志と消える事のない情熱でひび割れた大地に挑み、粘り強く続けられた開拓は、荒れた大地を美しい草木が生える緑の大地に変えて行きました。
この偉業により後に豊穣の女神と呼ばれるようになるルキアでしたが、彼女自身は業績をたたえられる事は好まず、常々当たり前の事をしっかりやっているだけと、驕る事はけしてありませんでした。
ルキアの木
ルキアの木は、毎年ルキア祭の時期にどこからともなく生えはじめる木です。
女神が一年間土を相手に働いた労をねぎらう為に生やすと言われるこの不思議な木からは、普通の木から収穫できる事など思いもよらない様々な物を収穫する事ができます。その不思議さから、この木から収穫された物には女神の加護が宿るとされ大事にされます。
又、この木をルキア自身と見立て、彼女の司る豊穣の力にあやかり、木の幹に触れ安産を祈る風習もあります。そしてこのルキアの木が姿を消す頃になると、その地方は冬を迎える事となります。
ドレドン書房「オージー教~秋の風物詩~」より抜粋