航空SBで日本機をプレイ、ツリーコンプ済み
【良い点】
エースコンバットライクなアーケードバトル、
フライトモデルがステップアップしたリアリスティックバトル、
そして日本では珍しい、かなり本格的な操縦感が味わえるシミュレータバトル(通称SB)の3つのレギュレーションで遊べる。
SBのフライトモデルはコンバットフライトシムの金字塔『IL-2 Sturmovik』のフランチャイズで、余りに細かい操作(エンジン始動手順等)は簡略化されているが、飛行機を操縦している感覚は十分にある。
特筆に値するのは、2016年のグラフィックスで再現されたコックピットと機体、それを幻出させるSteamVRヘッドセットへのネイティヴ対応。
GTX1080、HTCViveでプレイ中だが、全ての設定を最高画質にし、36機の敵味方が乱舞する只中に飛び込んでもFPSは90に張り付いたまま。
HTCVive側の画素数故のスクリーンドア効果はあるが、それを忘れる程の臨場感がある。敵味方が空の死闘に秘術の限りを尽くす様は、まるで花々が一斉に咲き乱れたかの様な美しさ。
【悪い点】
プレイヤーの技量的偏りが顕著にある。特に習熟が極めて容易なABでは、初心者とそれを狩る経験者に完全に二分されており、経験者の数が勝敗に直結する状態。
【総評】
このゲームの真髄はシミュレータ要素とVRにある、と勝手に思う次第。
現状、Steam上のあらゆる有料VRコンテンツに勝る。