ヴィーナス†ブレイドレイジング 2019/5/17　サービス終了。原作を超えられず。

【良い点】
・キャラクターがかわいい
DMMならではのアレンジの利いたキャラクター。原作のキャラクターもいくつか登場している。ゲーム内容もDMMではよくあるタイプのクリックRPG。

・無課金でも楽しめる。
ガチャに必要な石は、使わなければたまるので、お気に入りのキャラクターがいたら使ったほうがいい。イベントによるが、新規キャラクターと交換できるチケットが排出してお目当てのキャラクターが出なかった方への救済措置や、
石を大量に消費するが、5回目のプレイでSSR（またはSR）のキャラクターが確定で排出できるなど、サービスがいい。

【悪い点】
・原作ファンにとっては・・・。
原作はエディアが運営するアプリゲームではあるが、レイジングは開発元が違うため、エディアは関わっていない。
また、原作はシリアスな内容だったのに対して、レイジングは、終始、女神と武器娘のイチャイチャな展開が多い。それに、レイジングは一般版とR18版両方とも運営しているため、武器娘の好感度最大にすることで見られる一部のシーン、ストーリークエストをクリアすることで見られる女神との契約シーンには、R18版へ移行する措置を取っている。
R18版には、見るに堪えない性的描写がある（当然のことながら、原作に登場したキャラクターも容赦なし）。原作ファンには、失礼極まりないだろう。
なお、原作では主人公の助手であるエルフの少女アリスが登場するが、レイジングでは登場しない。（その代わりに、女神アラドヴァルが主人公の助手になっている。）

・キャスティング
原作はベテランのアニメ声優を多く起用しているのに対し、レイジングは上記の運営（一般、R18両方運営）の関係で担当声優は非公開。
おそらく、アダルトゲームで活躍している素人声優を起用していると思われる。

・マンネリなイベント
隔週ペースで開催しているイベントクエストは、ステージクリア時にドロップする交換アイテムを拾い集めるだけの作業で、単調すぎる。
DMMが運営するゲーム「フラワーナイトガール」では、カードめくり、ボートレース勝敗予想など、ミニゲームがあったのに、レイジングはそのようなものは一切ない。
（最近のアップデートは、武器娘の属性を当てるミニゲームが実装されましたが）

【総評】
いたって普通な内容のブラウザRPG。ただ、原作の「ヴィーナスブレイド」を遊んでいる方にとっては、原作無視で不愉快極まりない内容なのは間違いないでしょう。

[2018/1/26　追記]
しばらく休止していましたが、プレイ再開しています。イベントクエストは、クリア後のチャレンジ系クエストは簡略化されましたが、基本的な流れ（交換用アイテム収集）は変わらないままでした。まもなく1周年を迎えましたが、いつサービス終了になってもおかしくありませんね。

[2019/5/11 追記]
2019年5月17日をもって、サービス終了となりました。似たような内容のソーシャルゲームは長続きしないという証左ではないかと。本家「ヴィーナスブレイド」（エディア）は現在も運営継続中なのに。「レイジング」を期に本家も遊んでみたいという方が増えたらいいなと思う。