50対50の大規模戦闘ガンダムオンラインゲーム。
アーケードの戦場の絆をTPSにして規模を大きくしたような内容。
1stから最新作のガンダムの殆どのMS数百体を順に実装している。
ただ単にMS戦闘をすれば良いではなく、それと併せて指揮官としての図上戦闘能力も求められるというシミュレーションゲーム+対戦アクションゲームを混ぜたような高度な技量が求められるゲーム。
プレイ時間は20分+待ち時間が平均5分~10分の一試合30分というところ。
待っている間はMSの整備などに充てられるので煩わしさは感じない。
課金は月千円~三千円位で充分に遊べる。ガンダム好きは必見。
2020年現在。
初期のエイムを主体としたMS戦と変わり、近接戦になると通称「赤ロック」というエイムほぼ不要のロックオンが実装され、MS戦の難易度はより優しくなった。それに加えて射撃武器で一定距離まで詰めるとビームの誘導効果が発揮されほぼエイム不要なほどに難易度が下がっている。
マップは以前のようなフルマップはほぼなくなり、王の字のように壁で仕切られた中型のマップがメインとなり、図上戦闘要素は若干影をひそめ、MS戦が大きな割合を占めてきている。昨今あがっていた格闘回数制限という変更案はあまりにも反論が多くお蔵入りとなるが、今度はロックオンし格闘武器を持った状態で攻撃ボタンのみを一回押すと、自動で敵のほうまでブースト消費をせずにふわっと接近してゆき、一回殴り敵を怯ませるという「誘導格闘」が新たに実装された。
現運営はなにか意欲的で活発に変更を加えているが、どうもトータルバランスが今一つの様子で、強襲以外の兵科の存在意義低下や、単にスマホゲーム化しているだけでガンダムオンラインの良さが活かし切れていないようにも見える。
2021年現在。
通称「赤ロック」は、射撃武器ほぼ直撃するため駆け引きなど皆無で、単なる早撃ち合戦だったせいか、結局元の仕様に似たような形に収まる。相変わらず50対50だが、マップが狭くなったりバリエーションに乏しいなど大規模戦というより中規模戦と呼ぶにふさわしい内容に変化しつつある。躍進が期待される。
2021年までの総評。
高性能機体多数実装によるせいか、なぜか弾を防ぐ遮蔽物の壁も併行して多数になり、それまで爽快だった戦闘システムが陳腐化。マップもフルサイズの広々したものはなくなり、自由度はかなり低下した。おそらく課金促進のために新機体を高性能化したいが、バランスの取れないパワーインフレを抑える術と思われる(無敵の壁があればどんなに高火力にしても破綻しないので)現運営はこのように楽しかったゲーム性を犠牲にしてまで課金促進に力を入れている様子だが、その狙いとは裏腹に接続数は低下の一途をたどっている。言うまでもなく良い加減を通り過ぎ行き過ぎたアップデートだろう。初期の構想であった5つの兵科による、戦術シミュレーションの要素は薄くなり、強襲機体メインのMS戦が殆どになったことも評価できない。かつて壮大なゲームだったガンオンは、年月を経るごとにそのゲーム内容を縮小しつづけている。
評価
総合評価 | 3.00 |
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システム | 1.00 |
グラフィック | 4.00 |
サウンド | 4.00 |
イベント | 3.00 |
料金 | 5.00 |
運営管理 | 1.00 |
投稿者情報
投稿者 | kenig(31) |
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プレイ期間 | 1ヶ月未満 |
状態 | 引退 |
投稿日 | 2012年12月22日 |
更新日 | 2022年1月20日 |
機動戦士ガンダムオンラインサービス終了
本レビューは2012年12月22日に投稿、2022年1月20日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。