【良い点】
①グラフィック
雰囲気は綺麗、ただし史実戦車に近づけるようなリアル志向ではない
痛い色をした3D迷彩を最近販売し始めたのは謎
②操作性
基本的にW/A/S/D、マウスのクリックができれば操作できる
【悪い点】
①マップがゴミ
2015年くらいまではまともだった
マップのHD化に伴い、まともだったマップの数々が改悪・消去された
戦車が隠れる事ができる茂みが減らされ、至近距離の撃ち合いだけで決着するマップが増えた
前線が構築される場所が少なく、一方的な試合になるマップが増えた
陣地のすぐ近くから前線に対して射線が通るようなマップが増えた
アジアサーバーの消極的なプレイヤー気質と相乗し、前に出る事が損になった
具体例:オーバーロード、氷河、ハリコフ、ミンスク、ゴーストタウン、ストゥジャンキ、エーレンベルク(改悪後)
②マッチングがゴミ
レート関係無くマッチングされる
戦車の種類の偏りは多少改善されたが、レートに偏りが生じると一方的なゲームになる
設計図というシステムや、経験値アップのアイテムなどでツリーを進めるのが容易になった為、初心者がTier10に乗るのが簡単になり、極めて下手くそなプレイヤーTier10戦場に増えた
2017年くらいから実装されたオールTier10マッチは特につまらない
戦車の性能が全て最高Tierの10である為、違った性能の駒を動かしながら戦うという面白さが無くなった
全部駒が同じ将棋をやっているようなもの
③各種性能のバランス崩壊
2016年くらいまではまともだった
ある程度、史実に基づいた装甲厚や単発ダメージだった
しかし数年前から、戦車の車種がネタ切れしてきた為か、Tier8~10では架空の戦車が多く登場した
現在はTier8では課金戦車の性能が強過ぎてツリーの戦車はオワコン
高Tierは総じて装甲厚がインフレし、弱点ですら課金弾薬(ゲーム内クレジットで買えるが値段が高い)を撃たないと抜けなくなった
ゲーム内クレジットの消耗が激しくなる為、Tier10は常に課金してクレジットを作らないと乗り続けるのは難しい
史実で有名なTigerII、各種IS重戦車、T-62、M-60は弱すぎて趣味枠のようなもの
最近では帳尻を合わせる為、有名な戦車も史実とは全く違う装甲圧に改変されている
ランダム戦は多少ばらつくが、集団戦では車種ごとに下記の車両しか出てこなくなり、全く多様性が無くなった
具体例:チーフテン、Obj907、Obj279e、EBR
④装輪戦車
2019年、偵察などをこなす軽戦車という車種に装輪車両が追加された
通常の戦車は履帯を撃たれると動けなくなるが、装輪戦車は被弾しても走り続け、スピードが異次元に速い
既存の軽戦車は全部オワコンになった
⑤自走砲
陣地から前線へ一方的なダメージとデバフを入れる自走砲という車種がある
今は1チーム15両中、最大3両マッチングされるが、アジアサーバーではほぼMAXの3両いる
最初に書いたマップの改悪と相乗し、ランダム戦においては前線へ出る事がより損になるようなシステムである
装輪戦車と同じく、完全別のゲームをやっているようなもの
【総評】
2016年くらいまでは楽しくプレイできたゲームでした
E-sportsも2017年まで公式大会のWGLというのがあり、盛り上がっていた
しかしながら、運営のWGはグラフィックやサウンド等の雰囲気を重視している
ゲームバランスを全く考えない性能調整を行う
車両のツリーにそぐわなければ史実戦車を削除し、架空の戦車を変わりに実装する
今からプレイするのは全くオススメしない
戦車のゲームをやりたいならWarThunderをやった方が良いと思われる
評価
総合評価:1.83
システム:1.00
グラフィック:3.00
サウンド:3.00
イベント:1.00
料金:2.00
運営管理:1.00
投稿者情報
投稿者:chisso(1)
プレイ期間:25ヶ月以上
状態:引退
投稿日:2021年1月1日
更新日:2021年1月2日
本レビューは2021年1月1日に投稿、2021年1月2日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。